和大産学連携通信 No42(2020年9月号)
公開日 2020年09月23日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)?「イノベーション?ジャパン2020」 Web展示会のご案内
<特設Webサイト 開催概要>
【公開期間】 2020年9月28日(月)~11月30日(月)※予定
?? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??※開始日が変更となっています。
詳細は下記Webサイトをご確認ください。
https://www.jst.go.jp/tt/fair/entry.html#gaiyo
和歌山大学からは
システム工学部 呉 海元 教授、「深層学習法を複数融合して医用画像(循環器OCT)への適用」
システム工学部 土橋 宏規 講師、「ロボットによるチェーンの自動組付けの実現」
の2名のWeb展示があります。
長い期間配信しています。是非ご覧頂くよう、よろしくお願いいたします。
b)「MOBIO?テーマ別大学?高専合同研究シーズ発表会『ロボット?AI』編」開催告知
???(リアル発表とYouTubeLiveによるライブ視聴も可能)
【日 時】令和2年10月12日(月) 14:30~16:00
【場 所】クリエイション?コア東大阪 南館3階 クリエイターズプラザ 技術交流室B(研究シーズ発表)? 技術交流室A(シーズ展示会場)
【参加費】無料
【申込み】下記URLからお申込みください。
https://www.shinsei.pref.osaka.lg.jp/ers/input?tetudukiId=2020090005
和歌山大学から、システム工学部の和田俊和教授の講演と実演があります。
「組込みシステム(IoT機器)上でDeep Neural Network(DNN)を実装する技術」
《概 要》
人工知能の代名詞とも言えるDeep Neural Network(DNN)の、冗長なニューロンを削減することで、性能を落とさずメモリー量と計算時間を短縮し、IoT機器等の組込みシステム系にDNNが実装できることを説明します。実例として画像上の対象検出を行うDNNの組み込み機器への実装例を示します。
詳しくは、MOBIOのホームページをご覧ください。
https://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/002864.html
ご興味のある方は是非ご参加、またはライブ配信をご視聴下さい。
c)「第29回わかやまテクノ?ビジネスフェア」、同時開催:「第28回WAKASAインテクメッセ」 開催告知
【日 時】11/25(水) 13:00~18:40(テクノ?ビジネスフェア)
?? ? ? ? 10:00~16:00 (インテクメッセ)
【会 場】アバローム紀の国(和歌山市湊通丁北2-1-2)
【発表テーマと発表者】(テクノ?ビジネスフェア、和歌山大学関係)
LoRaWANを使った地産地消IoTによるSDGs 教授 秋山演亮
俯瞰視カメラを用いた物体検出?追跡?再識別 教授 呉海元
鉄道乗客向け避難支援情報システムに関する研究 教授 塚田晃司
近赤外透過画像を用いた食品内部の異物検出に関する研究 准教授 似内映之
【展示】(インテクメッセ、和歌山大学関係)
6月に報道された秋山演亮教授のLoRaWANを用いた水位計などに関する展示を行います。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。
d)【システム工学研究科】システム工学研究科学生が情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2020)で優秀プレゼンテーション賞を受賞しました?
和歌山大学 大学院システム工学研究科の松井雄資さん(コミュニケーション科学クラスタ博士前期課程1年、吉廣研究室)が、2020年6月にオンラインにて開催された、情報処理学会マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2020)で優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
論文タイトル:「目的地到着時間の増加を抑えて渋滞を緩和する自動車の経路誘導手法」
DICOMOシンポジウムでは、インターネットを中心とした通信技術から、マルチメディア通信、分散システム、グループウェア、モバイルコンピューティング、ITS、ユビキタス、セキュリティやデジタルコンテンツクリエーションに関する分野の研究について、学術的な研究論文のみならず、事例報告、問題提起などの論文も対象として議論を行っています。
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f)【観光学部】加藤久美教授が日本人初!Global Sustainable Tourism Councilの理事に選出
和歌山大学 観光学部の加藤久美教授が、グローバル?サステナブル?ツーリズム協議会 Global Sustainable Tourism Council(GSTC)の理事に選出されました。日本人初の就任となります。
加藤教授は観光庁?UNWTO駐日事務所によるプロジェクト「日本版 持続可能な観光ガイドライン」の開発にも関与しており、「コロナ禍において「持続可能性」への関心は益々高まってきています。この役割を通じて、日本、アジア太平洋地域、そして世界の持続可能な観光の推進に貢献するとともに、またそこに学生の皆さんも参加できる機会を作っていくことができれば嬉しいです。」とのことです。
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g)【学術情報センター】川橋裕講師に近畿経済産業局施策功労者感謝状が贈呈されました。
和歌山大学?学術情報センター川橋裕講師に、近畿経済産業局施策功労者感謝状が贈呈されました。これは、近畿経済産業局が推進する「関西サイバーセキュリティ?ネットワーク」の取組をはじめとした、サイバーセキュリティ施策の推進に、川橋講師が積極的に貢献してきたことが評価されて贈呈されたものです。
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h)「南海沿線アトツギソンvol.2 inWAKAYAMA」12月11日~13日開催!
和歌山大学では、南海電鉄、和歌山県事業承継ネットワーク、大阪府事業承継ネットワークが主宰している「「南海沿線アトツギソンvol.2 inWAKAYAMA」を応援しています。
アトツギソンとは、親族が事業や商売を営む34歳未満のアトツギが、家業の経営資源を活用した新規事業を考えるアイデアソン(集まったメンバーで協力してアイデアを作り上げるイベント)です。対象者は「南大阪?和歌山に事業所がある、34歳未満のアトツギまたはアトツギ候補」です。参加費無料!同年代のアトツギが集まる熱気あふれるイベントとなっています。
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2.研究紹介(和歌山大学 システム工学部 講師 土橋 宏規?「次世代ロボット生産システムのためのマニピュレーション研究」)?
和歌山大学システム制御研究室ロボット?マニピュレーショングループでは、次世代ロボット生産システムへの応用を目指した研究として、?人間の手の形にとらわれず目的の作業の遂行に必要な機能の実現を重視したロボットハンドの開発と、そのようなハンドによる対象物の把持?操作戦略の計画に関する研究を主として行っています。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
和歌山でも連日の猛暑が続き、夏バテ気味の毎日でしたが、今週あたりからつい先日までの猛暑が嘘のように、朝夕は涼しくなってきました。コロナ禍の影響で対面の行動が自粛され、連携相談の企業面談やセミナーなどオンラインで行われるのが当たり前になってきました。大学の研究や様々な情報発信もこれからオンラインセミナーなどで発信すべく企画準備中です。順次メルマガなどでご案内させて頂きます。(米田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 前田、米田
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