和大産学連携通信 No43(2020年10月号)
公開日 2020年10月22日
目次
1.NEWS
2.和大産連センター活動カレンダー
3.技術相談受付けています
4.編集後記
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1.NEWS
a)??「イノベーション?ジャパン2020」 Web展示会開催中
<特設Webサイト 開催概要>
【公開期間】 2020年9月28日(月)~11月30日(月)
和歌山大学は9月28日~11月30日の期間、大学の技術シーズと産業界の技術ニーズを結びつける、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が主催する国内最大規模の産学マッチングイベント「イノベーション?ジャパン2020~大学見本市Online」に、研究シーズ2?件を出展しております。詳細は下記Webサイトをご確認ください。
https://ij2020online.jst.go.jp
和歌山大学からは
システム工学部 呉 海元 教授、「深層学習法を複数融合して医用画像(循環器OCT)への適用」
https://ij2020online.jst.go.jp/exhibitor/un20200434.html
システム工学部 土橋 宏規 講師、「ロボットによるチェーンの自動組付けの実現」
https://ij2020online.jst.go.jp/exhibitor/un20200433.html
の2名のWeb展示がされています。ご興味のある方は是非ご覧ください。
b)?「MOBIO?テーマ別大学?高専合同研究シーズ発表会『ロボット?AI』編」 開催報告
【日 時】令和2年10月12日(月) 14:30~
【場 所】クリエイション?コア東大阪 南館3階 クリエイターズプラザ
技術交流室B(研究シーズ発表)? 技術交流室B(シーズ展示会場)
(YouTubeによるライブ配信も行われました。)
和歌山大学から、システム工学部の和田俊和教授の講演と実演がありました。
「組込みシステム(IoT機器)上でDeep Neural Network(DNN)を実装する技術」
《概 要》
人工知能の代名詞とも言えるDeep Neural Network(DNN)の、冗長なニューロンを削減することで、性能を落とさずメモリー量と計算時間を短縮し、IoT機器等の組込みシステム系にDNNが実装できることを説明する。実例として画像上の対象検出を行うDNNの組み込み機器への実装例を示す。
三密を避けた席配置で約20名、YouTubeライブ配信で約30名が視聴し、後の展示会では活発な質疑応答がなされました。
c)「第29回わかやまテクノ?ビジネスフェア」、同時開催:「第28回WAKASAインテクメッセ」 開催告知
【日 時】11/25(水) 13:00~18:40(テクノ?ビジネスフェア)
?? ? ? ? 10:00~16:00 (インテクメッセ)
【会 場】アバローム紀の国(和歌山市湊通丁北2-1-2)
【発表テーマと発表者】(テクノ?ビジネスフェア、和歌山大学関係)
LoRaWANを使った地産地消IoTによるSDGs 教授 秋山演亮
俯瞰視カメラを用いた物体検出?追跡?再識別 教授 呉海元
鉄道乗客向け避難支援情報システムに関する研究 教授 塚田晃司
近赤外透過画像を用いた食品内部の異物検出に関する研究 准教授 似内映之
【展示】(インテクメッセ、和歌山大学関係)
6月に報道された秋山演亮教授のLoRaWANを用いた水位計などに関する展示を行います。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。
d)「産学連携イノベーションセンター」パンフレットができました
産学連携イノベーションセンターの紹介や主な活動内容、産学連携制度の紹介、シーズ集や実績の説明、キャンパスマップ?网易体育マップ等で、A3紙を二つ折りした4ページのパンフレットです。
Web版はコチラ
f)「鳥取大学?和歌山大学Web合同シーズ発表会」 開催予告
例年リアルで行われていた表記シーズ発表会は、コロナウイルス感染症防止のためzoomセミナーによるWeb発表会の予定です。
【日 時】令和2年12月21日(月) 午後
【発表者?タイトル】
<鳥取大学>
工学部 辻悦司准教授 「高活性?高耐久性酸素発生電極触媒」
工学部 薄井洋行准教授 「化学とバイオの異分野融合による新規光充電デバイス」
<和歌山大学>
システム工学部 中原佳夫准教授 「簡便なシリカナノ粒子への色素固定化とタンニン酸被覆」
システム工学部 山門英雄准教授 「導電性新素材の開発及び結晶構造予測」
視聴URL等は来月お伝えする予定です。
g)「南海沿線アトツギソンvol.2 inWAKAYAMA」12月11日~13日開催!
和歌山大学では、南海電鉄、和歌山県事業承継ネットワーク、大阪府事業承継ネットワークが主宰している「「南海沿線アトツギソンvol.2 inWAKAYAMA」を応援しています。
アトツギソンとは、親族が事業や商売を営む34歳未満のアトツギが、家業の経営資源を活用した新規事業を考えるアイデアソン(集まったメンバーで協力してアイデアを作り上げるイベント)です。対象者は「南大阪?和歌山に事業所がある、34歳未満のアトツギまたはアトツギ候補」です。参加費無料!同年代のアトツギが集まる熱気あふれるイベントとなっています。
詳細はコチラをご覧ください
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3.2.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
3.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
4.編集後記
季節は廻り、かなり涼しくなって来ました。収穫の秋、和歌山県の農家では稲刈りはほぼ終わり、ミカンや富有柿の収穫に追われています。また9月に蒔いた冬?春野菜も発芽から1か月余り、かなり大きくなって雪のちらつく冬を元気に越そうとしているようです。
今年度は网易体育感染症の影響で、春から色々なシーズ発表会や展示会等の行事が休眠状態でした。しかしお盆過ぎからwithコロナがニューノーマルと言われ、社会全体が動き始めました。上記NEWSでも案内しているように、例年リアルで行われていたJST/NEDOのイノベーションジャパンもWeb配信中です。多くの大学からもWebシーズ発表会やWeb展示会開催の案内が秋から集中しているようです。和歌山大学でも「鳥取大学?和歌山大学Web合同シーズ発表会」や「和歌山大学Web見学交流会」の準備を進めています。社会の大きな変革をもたらしたのはコロナウイルスのおかげかも知れません。(前田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 前田、米田
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