和大産学連携通信 No50(2021年5月号)
公開日 2021年05月20日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)【システム工学部】米百俵デジタルコンテスト2020で持続可能性賞を受賞?
和歌山大学システム工学部の嶋原百香さん(メディアデザインメジャー4年、デザイングループ[松延])、田中桂央さん(同)、河村匠馬さん(同)が、米百俵デジタルコンテスト2020で入選の上、持続可能性賞を受賞しました。作品名:「マイこめ」は防犯機能付き米型端末です。各人が「マイこめ」を持ち、地域全体をフィールドとした謎解きゲームにチームで挑戦します。ゲームを進めるうちに地域内の施設や店舗を実際に訪れることで、地域を知り、地域の人と交流できる、地域活性化につながるデバイスです。
全体で128作品の応募があり、審査員による一次審査を通過した8作品の中から、長岡市内の小学生がWeb投票を行い、グランプリを決定します。また、審査員による二次審査で特別賞の5作品を決定します。嶋原さん達の作品「マイこめ」は、一次審査を通過し、特別賞の「持続可能性賞」を受賞しました。
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b)研究者紹介サイト〈解体新書〉へようこそ?
和歌山大学と一緒に、新たな価値の創造を!研究者のご紹介を通じて、大学の今をお伝えします。
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c)【観光学部】紀の川市LIP「紀の川スイーツの開発」:新たなコラボスイーツ”マンゴー香る 桃シェイク”を開発しました!?
観光学部地域インターンシッププログラム(LIP)の1つ、紀の川市で実施中の「紀の川スイーツの開発」プログラムが、地元店とコラボし、新たなスイーツを開発しました。
今回のコラボ店舗は「たまカフェ(和歌山電鐵貴志川線 貴志駅構内)」さん!
紀の川市産の桃をバニラジェラートとシェイクにし、マンゴーゼリーと一緒に味わう「マンゴー香る 桃シェイク」。しかも、恋みくじ付き!
2021年5月1日(土)から、和歌山電鉄貴志川線 貴志駅構内にある「たまカフェ」で販売します。
紀の川市の初夏の味をお楽しみください。
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d)【観光学部】観光庁?UNWTO駐日事務所プロジェクト「日本版 持続可能な観光ガイドライン」の開発協力?
2020年6月29日、観光庁、およびUNWTO駐日事務所が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を公表しました。
自治体や観光地域づくり法人(DMO)等における効果的で持続可能な観光地マネジメントの推進へ!~「日本版持続可能な観光ガイドライン」を取りまとめました~(観光庁HP)
これは、観光客と地域住民の双方に配慮し、多面的かつ客観的なデータ計測と中長期的な計画に基づく総合的な観光地マネジメントが重要となってきている中で、自治体や観光地域づくり法人(DMO)等が効果的で持続可能な観光地マネジメントを行うための指標です。
日本の特性を反映したうえで、観光地向けの持続可能な観光の国際基準「GSTC-D(Global Sustainable Tourism Criteria for Destinations)」に準拠したものとなっています。
【2021年4月7日追記】「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」が、The Global Sustainable Tourism Council(GSTC)から正式な国際認証を受けました。
Japan Sustainable Tourism Standard for Destinations is now a GSTC-Recognized Standard
(GSTCのホームページに移動します。)
2.研究紹介(和歌山大学 システム工学部 電気電子工学メジャー 宮崎 淳 ? 講師?「光熱変換顕微鏡の研究開発と生命?材料科学研究に向けた応用」)??
熱変換顕微鏡とは、レーザーを用いた新しい光学顕微鏡です。従来の光学顕微鏡では観察できない極微量の分子を、高感度、高空間分解能、かつ短時間で観察することができます。現在、私たちのグループでは光熱変換顕微鏡のさらなる性能向上のための技術開発と、それを用いた生命?材料科学研究を行っています。
詳細はコチラをご覧ください?
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
GWが終わったと思ったら、5月半ばで近畿地方に梅雨入りの速報値が出されました。ジメジメした日が続くのか…と思ったら、気分も滅入ってしまいます。
コーヒーのカフェインによる覚醒作用はよく知られていますが、コーヒーの香にもリラックス効果があるのだそうです。中でもリラックス効果が高いのはブルーマウンテンなんだとか。
香りを味方につけて、気分だけは上げていきたいものです。(山本)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田
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