和大産学連携通信 No54(2021年9月号)
公開日 2021年09月21日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)和歌山化成品工業協同組合加盟企業と材料?化学系研究者との交流会が開催されました
9月8日(水)に、和歌山化成品工業協同組合との共催により、組合加盟企業と材料?化学系研究者との交流会を開催しました。参加企業の活動状況報告、当学システム工学部、材料工学メジャーおよび化学メジャーの研究者の研究紹介、研究室の見学を通じて、地元企業と大学研究者の交流を行いました。
参加いただいた企業からは、発表した研究者とのコンタクトや機器利用に関するご希望問い合わせをいただきました。また、それぞれの発表時間が短かったことなどに対する改善要望や、単発ではない交流イベントの開催への要望もいただきました。
今回は、コロナ禍の中での開催ということもあり、限られた企業との交流になりましたが、今後も様々な業種の企業との交流を図っていく必要を痛感しています。
詳細はコチラ
b)【システム工学部】土橋宏規講師の研究が、「月刊 生産財マーケティング」ならびに「robot digest」で紹介されました?
組立作業の自動化のためのロボットハンドに関する土橋宏規講師の研究が、「月刊 生産財マーケティング」2021年8月号?9月号ならびにウェブマガジン「robot digest」で紹介されました。
?「robot digest」掲載記事
?土橋宏規講師ホームページ
?土橋宏規講師研究内容
c)【システム工学部】宮本伸一教授:「電波の日?情報通信月間」に伴う近畿情報通信協議会会長表彰を受賞
総務省近畿総合通信局ならびに近畿情報通信協議会は本年6月1日に令和3年度「電波の日?情報通信月間」に伴う表彰を実施し、宮本伸一教授が「近畿情報通信協議会会長表彰」を受賞しました。
この表彰は、6月1日の「電波の日」にあわせて、総務省近畿総合通信局と近畿情報通信協議会から、電波及び情報通信分野の発展に貢献した個人及び団体に贈られるもので、同教授がこれまで行ってきた「電波環境や自営系無線システムに関する先駆的な研究開発ならびに関西地域での無線通信?放送技術分野の技術者の育成への貢献」が認められたものです。
?総務省近畿総合通信局:報道発表資料(報道発表資料PDF版)
?システム工学部?ネットワーク情報学メジャー?宮本研究室
詳しくはコチラをご覧ください。
d)【システム工学部】坂根美優さん(チーム 暦~こよみ~):ハッカソンコンテスト「KC3Hack2021」にてサポートスポンサー賞を受賞?
メディアデザインメジャー2年の坂根美優さん(コンテスト開催時は1年)が、3月に開催されたハッカソンコンテスト「KC3Hack2021」に、チーム「暦~こよみ~」として参加し、サポートスポンサー賞をダブル受賞しました。
?作品名:SmartBox
?コンテスト名:KC3Hack2021
?受賞名:LINE賞、KLab賞
?「KC3Hack2021」結果発表
「KC3Hack2021」は、「日常生活の知恵」をテーマに、完全オンラインで開催されました。また、「SmartBox」は、QR コードで収納管理を行うアプリケーションで、従来の、ラベルを貼る形の収納法における、ラベルの情報量の不足や更新の際の手間、さらにプライバシーの保護という問題点の解決を目指しました。
詳しくはコチラをご覧ください。
e)【観光学部】学生の活動紹介!~学生企画の旅行プラン「電源offで健康on~デジタルデトックス旅の心得?~」が紹介されました(佐野楓ゼミ)?
??観光学部佐野ゼミ所属の杉本梓さん、宮城凱さん、別所知寛さん、大窪洋望さん(いずれも4年生)が考案した旅行プラン「電源offで健康on~デジタルデトックス旅の心得?~」が、株式会社日本旅行のTripa(トリパ)?に掲載されました。今回の企画は、2020年に行われたSカレ(Student Innovation College)の株式会社日本旅行の「SDGsに貢献する旅行商品」というテーマにエントリーした旅行プランです(本テーマには18大学?18チームが参加)。
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f)【観光学部】受賞しました!~「観光学術学会第10回大会」学生ポスターセッション(優秀賞)(岩出市LIP)
2021年7月3日(土)?4日(日)に観光学術学会第10回大会がオンラインで開催されました。大会1日目に実施された学生ポスターセッションでは、計17件のポスターが発表され、参加者による投票の結果、最優秀賞1件と優秀賞2件が選ばれました。本学部よりエントリーしていた、岩出市LIP参加学生5名(宮井凜晴、大山梨央、五味晴香、杉本情、諏訪葉瑠奈:いずれも2年生)による、昨年度の岩出市LIPでの活動をもとに作成したポスター「道の駅『ねごろ歴史の丘』に関するSNS投稿データ分析と情報発信への展開」が、「優秀賞」を受賞しました
詳しくはコチラをご覧ください。
g)【観光学部】学生の活動紹介!~「白良浜deひらひらTシャツアート展」開催に向けたワークショップの取材(「紀の国わかやま文化祭2021」学生による文化の魅力発信LIP)
観光学部地域インターンシッププログラム(LIP)の1つ、「「紀の国わかやま文化祭2021」学生による文化の魅力発信」LIP。
和歌山県内で今年10月30日から開催される「紀の国わかやま文化祭2021」の魅力発信イベントを学生たちが取材し、その結果を文化祭のHPやSNSなどで発信していきます。
残念ながら、現在はコロナ禍で活動を休止していますが、下記HPなどで8月1日の取材記事が紹介されています。
詳しくはコチラをご覧ください。
2.研究紹介(和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー伊原 彰紀 講師
プログラミング教育、指導されている方々の課題解決のために!『プログラミング教育における直感的なプログラミングに関する研究』
ソフトウェアにまつわるデータ(プログラム,仕様書,開発者の行動履歴)を解析し、データに残された記録を証拠に実践的な知見をユーザに提供するためのリポジトリマイニング技術を開発している。
本研究では、ビジュアルプログラミング学習者にとって直感的な学習を実現するために、学習者の視覚的な操作(GUI 入力)を検索クエリとして、膨大なプログラム作品の中から学習者のイメージに類する作品を推薦する検索エンジンを開発している。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
9月も半ばに入り夏から秋の装いに変わってきました。
今年は例年にくらべ朝夕涼しくなるのが早い気がします。学内の桜の木も若干紅葉している様にも感じます。
世の中は色々な意味で激変の様相ですが、ふと瞬間に季節の変わり目を感じるゆとりも持ち合わせていたいなと感じる今日この頃です。(米田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田 URA 山本
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