和大産学連携通信 No55(2021年10月号)
公開日 2021年10月20日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)「イノベーション共創フォーラム」出席報告?
10月5日(火)に、公益社団法人 関西経済連合会様向けに行われたベンチャー?エコシステム委員会「イノベーション共創フィールド」にて、大阪府立大学?大阪市立大学?兵庫県立大学と合同で和歌山大学産学連携イノベーションセンター副センター長の似内映之より産学連携の状況と研究シーズの発表を行いました。
日 時:2021年10月5日(火)15:00~17:00
場 所:関経連29階会議室
テーマ:「大学の産学連携本部と大企業の接点拡充」
b)【リアル&オンライン開催】MOBIO産学連携オフィス 合同シーズ発表会『医療?ヘルスケア編』?開催予告
11月9日に東大阪のMOBIOで行われる「医療?ヘルスケア」をテーマに、シーズ発表会及びシーズ展示会が行われます。
和歌山大学からは、システム工学部 材料工学メジャー 准教授 尾崎信彦が「新規半導体ナノ材料によるOCT用近赤外広帯域光源」の発表を行います。
?主催?MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
?共催?MOBIO産学連携オフィス入居(連携)大学?高専、東大阪市、(公財)東大阪市産業創造勤労者支援機構
MOBIO産学連携オフィスでは、中小企業のみなさまの技術開発や技術の高度化を支援するため、大学?高専との産学連携を推進しています。
この度、MOBIO産学連携オフィスと連携している大学?高専から、「医療?ヘルスケア」をテーマに、企業の技術開発に役立つシーズ発表会及びシーズ展示会を開催します。
会場で発表者やコーディネーターと直接会えるリアル参加に加え、気軽に視聴できるオンライン参加も受け付けます。この機会に是非ご参加ください。
【日 時】令和3年11月9日(火)14:00~18:00(13:30受付開始)
〇 シーズ発表会 14:00~17:00
〇 シーズ展示会 17:00~18:00
【場 所】クリエイション?コア東大阪 南館3階 クリエイターズプラザ 技術交流室
(YoutubeLiveによる配信も同時に行います。)
【定 員】会場参加:50名程度(先着順?要事前申込)、オンライン参加:定員なし
【対 象】ものづくり中小企業ほか
【参加費】無料
【申 込】◆会場での参加(リアル参加)の申込ページはコチラ
◆オンライン参加(YoutubeLiveでの視聴)の申込ページはコチラ
詳しくはコチラをご確認下さい
c)【【災害科学?レジリエンス共創センター】11/27(土)防災?日本再生シンポジウム オンライン開催告知
2021年は、紀伊半島大水害から10年の節目の年です。被災された地域には、地域の支え合いとボランティアで乗り越えてきた活動の実績があり、10年が経過した現在でも、「子供たちに同じつらい目にあわせたくない」と取り組んでいる挑戦があります。また昨今、コロナ禍の影響で、これまでの行動様式をそのまま活かすことができない時代に突入しました。地域自治と災害ボランティアの関係も変わらざるを得ず、災害が発生してもすぐにボランティアが駆け付けられません。コロナ禍の中で発生した令和2年7月豪雨での災害ボランティア活動からは、どのような課題と教訓が見えたでしょうか。本シンポジウムではこれら二つのことから、災害から身を守る知識を改めて学ぶとともに、これからの災害に、地域社会とボランティアがどう備えていくべきかを考えます。
- 日??時:2021年11月27日(土)13時30分~16時40分(予定)
- 場??所:オンライン開催(お申込者にURLをお知らせします)
- 参加費:無??料 ※視聴にかかる通信費等は参加者負担です
- 主??催:国立大学法人?和歌山大学
- 共??催:一般社団法人?国立大学協会
- 申込み方法:詳細はコチラよりご覧ください
d)【観光学部】佐賀県嬉野市との観光振興に向けた相互連携協定を締結しました
2021年9月29日(水)、佐賀県嬉野市 嬉野観光ホテル大正屋において、佐賀県嬉野市と和歌山大学観光学部は本協定の調印式を行いました。
今回結んだ協定をきっかけとして、同市主催「令和3年度うれしの未来づくり塾」 の運営協力など、地域観光資源の活用や観光人材育成に貢献していきたいと考えます。
詳しくはコチラをご覧ください。
e)【紀州経済史文化史研究所】2021年度常設展「紀伊半島の文化遺産」(特集:小滝徳五郎と海草郡郷土史コレクション)の動画公開について
紀州経済史文化史研究所では、令和3年7月7日(水)より常設展「紀伊半島の文化遺産」(特集:小滝徳五郎と海草郡郷土史コレクション)を開催しておりました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため8月12日(木)で終了いたしましたが、広く皆様にご覧いただけるようオンライン展示として常設展のダイジェスト版を公開することといたしました。
和歌山大学公式YouTubeにて、ご覧ください。
f)【観光学部】学生の活動紹介!~Green Destinations TOP100 評価員を務めました!
Green Destinationsはオランダを拠点とするGSTCの認証機関の一つで、毎年Sustainable Destination TOP100を認定しています。TOP100にはGD指標の15項目を満たし、サステナビリティの良い事例(ストーリー)を示すことでノミネートされます(ランキングやアワードではありません)。大学院観光学研究科博士前期課程の院生5名(磯田 悠、関戸麻友、澤田幸輝、寺澤舞花、李 瑾(いずれもM1))が、公募を経て、今年6月からの研修や担当者とのミーティングに参加したうえで、エントリーの評価員(条件を満たしているか、ストーリー性があるかなどのチェック、評価等)を務めました。この度、2021年9月1日付でGreen Destinations FoundationよりCertificateが授与され、10月4日~7日にかけてオンラインで開催される2021年のGreen Destinations Summit(Global Green Destinations Days 2021)にも招待されています。同Summitでは、10月5日にTOP100の表彰式が行われます。
本学部?研究科では、地域活動での経験を活かしてGSTCなど持続可能な観光地評価に携わる等、このような国際認証に関わる機会を今後も継続できるよう、連携していきたいと考えています。
詳しくはコチラをご覧ください。
2.研究紹介(和歌山大学 経済学部 齊藤 久美子 教授)「和歌山県の観光資源、世界最北端のサンゴ群生である串本のサンゴ群生と経済効用に関する研究」
串本海中公園や観光協会で調査を行い、同じサンゴ群生(沖縄の場合はサンゴ礁)を観光資源とする沖縄県と比較調査を行った。
詳細はコチラをご覧ください?
【論文】サンゴは観光資源として和歌山県の経済活性化に積極的に活用できるか : 沖縄県の場合と比較して
http://repository.center.wakayama-u.ac.jp/ja/search/p/114/item/1972?sort=id%3Ar
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
10月も半ばを過ぎてようやく涼しさを感じられるようになり、新型コロナウィルス感染症も少し落ち着き、和歌山大学を含めた和歌山市北部の上水道断水も応急的な復旧がなされています。しかし、今後の気候も例年どおり推移する保証はなく、コロナ感染症も第6波が予想されており、水道の恒久的な復旧対策は検討中と、以前の生活を取り戻すことはできません。変化(リスク)への対応と備えの大切さを痛感しています。(小畑)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田 URA 山本
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