和大産学連携通信 No56(2021年11月号)
公開日 2021年11月29日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWSa)MOBIO産学連携オフィス 合同シーズ発表会『医療?ヘルスケア編』出席報告?
11月9日に東大阪のMOBIOで行われる「医療?ヘルスケア」をテーマに、シーズ発表会及びシーズ展示会が行われ和歌山大学からは、
システム工学部 材料工学メジャー 准教授 尾崎信彦が「新規半導体ナノ材料によるOCT用近赤外広帯域光源」の発表を行いました。
?主催?MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
?共催?MOBIO産学連携オフィス入居(連携)大学?高専、東大阪市、(公財)東大阪市産業創造勤労者支援機構
MOBIO産学連携オフィスでは、中小企業のみなさまの技術開発や技術の高度化を支援するため、大学?高専との産学連携を推進しています。
この度、MOBIO産学連携オフィスと連携している大学?高専から、「医療?ヘルスケア」をテーマに、企業の技術開発に役立つシーズ発表会及びシーズ展示会を開催しました。
【日 時】令和3年11月9日(火)14:00~18:00
〇 シーズ発表会 14:00~17:00
〇 シーズ展示会 17:00~18:00
【場 所】クリエイション?コア東大阪 南館3階 クリエイターズプラザ 技術交流室
(YoutubeLiveによる配信も同時に行います。)
【定 員】会場参加:50名程度(先着順?要事前申込)、オンライン参加:定員なし
【対 象】ものづくり中小企業ほか
【参加費】無料
詳しくはコチラをご確認下さい
b)セミナー&ワークショップ「持続可能な観光地域づくりに向けて」?開催予告
和歌山大学観光学部では、法政大学デザイン工学部との共催(後援:和歌山県那智勝浦町)により、セミナー&ワークショップ「持続可能な観光地域づくりに向けて」を下記の通り開催します。
世界がより持続可能な社会をめざす今日、観光も大きな転換期を迎えています。観光事業そのものが、よりサステナブルになると同時に、観光が地域のサステナビリティ推進の原動力になる可能性があります。
本セミナー&ワークショップでは、脱炭素時代のサステナブル(持続可能な)観光のあり方を考えるとともに、実践的なツールの数々をご紹介します。
午前の部では、SDGs、持続可能な観光、観光地域づくりの基本的な考え方と実施例をご紹介します。午後の部では、「持続可能な観光ガイドライン(観光庁)」 をベースに、地域の観光資源や課題の発掘の方法を実践的に学びます。
観光事業に関わる方々(自治体、事業者、個人、等々)にご参考いただける内容です。沢山の方のご参加をお待ちしています。
【日時】2021年12月23日(木)9:00~17:00
【場所】那智勝浦町体育文化会館(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字天満441番地8)
【講師】川久保 俊(法政大学デザイン工学部 教授)岡田 美奈子(一般社団法人地域観光研究所 主任研究員)加藤 久美(和歌山大学観光学部 教授)
【内容】セミナー(SDGsと持続可能な地域づくり、など) ワークショップ(地域の観光資源や課題の発掘、など)
※詳細はコチラをご覧ください。
【参加申込、問い合わせ先】 申込〆切:2021年12月16日(木)17時
申込方法: 参加申込フォーム からお申込みください。
もしくは以下内容をメールで、事務局宛にお送りください。
?ご氏名 ?所属機関 ?所属部署 ?役職
?メールアドレス ?電話番号
?本セミナー&ワークショップで関心のあるタイトル
事務局:和歌山大学 加藤研究室
送付先:sdgs@ml.center.wakayama-u.ac.jp
c)【観光学部】教員の活動紹介!~国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に参加しています!
本学部の加藤久美教授が、2021年10月31日~11月12日にグラスゴー(英国)で開かれている国連環境開発会議のUNFCCC(気候変動枠組条約)第26回締約国会議(COP26)に、同事務局から招待され参加しています。
加藤教授がアドバイザーを務めるGlobal Himalayan Expedition(以下、GHE)が観光事業では初となるUN Global Climate Action Awardを受賞し、その授賞式に参加するとともに、プレゼンテーション、観光と気候変動に関するパネルディスカッションに登壇する予定です。
GHEは、2019年のG20観光大臣サミット(北海道、倶知安)でも観光庁主催のG20 Tourism Innovation Pitchに入賞しており、和歌山大学に訪問してソーラーカープロジェクトチームとも交流をしました。今回のCOP26では、国連世界観光機関(UNWTO)が旅行?観光産業における「排出ガス実質ゼロ」への取り組み加速を狙った「グラスゴー宣言」を発表し、観光分野においても注目すべき会議となっています。これにより、UNWTOが中心となって持続可能な未来の実現に向けた世界のツーリズム産業の取り組みを始動させ、ツーリズムがSDGs(持続可能な開発目標)の多分野に関連する重要な産業であることを踏まえて、UNWTOが各国政府と民間事業者を結ぶ役割を担っていくとしています。
詳しくはコチラをご覧ください。
d)【システム工学部】2021年度情報処理学会関西支部 支部大会で学生優秀発表賞を受賞(小西さん)
和歌山大学システム工学部の小西杏奈さん(4年、社会情報学メジャー、コミュニケーションデザイン研究室)が、2021年9月に開催された、2021年度情報処理学会関西支部 支部大会で学生優秀発表賞を受賞しました。
発表タイトル:「防災に関する家族間の話し合いを促すチャットボットの提案」
学生優秀発表賞は、支部大会や支部主催の研究会等において、情報処理に関する学問や技術の分野で優秀な研究発表を行った者に贈呈されます。2021年度情報処理学会関西支部 支部大会では、65件の発表が対象となり、審査の結果、小西さんを含む6人が学生優秀発表賞を受賞しました。なお、小西杏奈さんは、システム工学部長表彰の対象者に決定しました。
詳しくはコチラをご覧ください。
e)【システム工学部】2021年度情報処理学会関西支部 支部大会で学生優秀発表賞を受賞(草竹さん)
和歌山大学システム工学部の草竹大暉さん(4年、社会情報学メジャー、コミュニケーションデザイン研究室)が、2021年9月に開催された、2021年度情報処理学会関西支部 支部大会で学生優秀発表賞を受賞しました。
発表タイトル:「Twitter上で多数の訂正がなされる流言の特徴分析」
学生優秀発表賞は、支部大会や支部主催の研究会等において、情報処理に関する学問や技術の分野で優秀な研究発表を行った者に贈呈されます。2021年度情報処理学会関西支部 支部大会では、65件の発表が対象となり、審査の結果、草竹さんを含む6人が学生優秀発表賞を受賞しました。なお、草竹大暉さんは、システム工学部長表彰の対象者に決定しました。
詳しくはコチラをご覧ください。
f)【経済学部】柳ゼミナールがSカレ2020 総合優勝戦 総合3位を受賞しました
和歌山大学経済学部 柳 到亨ゼミナールが、2021年10月にSカレ(Student Innovation College)2020総合優勝戦 総合3位を受賞しました。
Sカレは実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジで、Sカレ2020は25大学29ゼミ403名の3年生が、ゼミ対抗で、7テーマの商品企画を行いました。2020年12月に商品化権を最終プランで競い合い、2021年10月発売実績にもとづき総合優勝戦が行われました。
詳しくは経済学部受賞一覧をご覧ください。
g)【観光学部】学生の活動紹介!~和歌山市のあかりイベント「竹燈夜」のポスター制作(2021年度)(北村ゼミ)
和歌山城など和歌山市内の夜を彩る恒例のあかりイベント「竹燈夜」も今年で16回目となります。このポスター制作と広告効果測定などに観光学部北村ゼミの3回生が中心となって取り組んでいます。
今年のポスターには澤田明香莉さん(3回生)のデザインが採用されました。大阪から和歌山のJRや南海の各駅、主要施設などで掲示されていますのでご覧になって下さい。
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h)【観光学部】受賞しました!~「日本生涯スポーツ学会第23回大会」学生ポスター発表セッション(優秀賞)
2021年10月30日(土)~31日(日)、オンラインで日本生涯スポーツ学会第23回大会が開催されました。学部生ポスター発表セッションに、本学部の4年生と中京大学スポーツ科学部の伊藤央二ゼミとの合同ゼミで1題の研究発表「フィギュアスケーターの理想感情と競技場面の音楽選好について:演技曲とルーティン音楽の選好に着目して」(西口莉穂(中京大学スポーツ科学部)、榎本 皐、松田優里、山本陽子(いずれも和歌山大学観光学部4年生)、川西 司(中京大学大学院スポーツ科学研究科)、伊藤央二(中京大学スポーツ科学部))を行い、発表審査により「学部生ポスター発表セッション優秀賞」を受賞しました。
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2.研究紹介(和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー 伊原彰紀 講師)継続的なソフトウェア保守技術の確立のために!「プログラム自動検証?自動修正システムに関する研究」
継続的なソフトウェア保守技術の確立のために!「プログラム自動検証?自動修正システムに関する研究」
Linuxなどソフトウェアの保守が長期化するにつれ、実装者が入れ替わり、実装技術も変化する中で、守られない規約や不文律の習慣的ルールも移り変わります。我々の研究グループでは、ソフトウェア品質を強化する開発者らに共通する実装方法を明らかにし、それらをルールとして形式化する手法を開発しています。さらに、組織の習慣、技術の動向に合わせて自律的にルールを更新する手法を開発しており、継続的なソフトウェア保守技術の確立を目指しています。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
今年も残すところ40日を切り、「もうそんな時期」「1年があっという間」といった会話があちこちで聞かれるようになってきました。ところでこの感覚は「ジャネの法則」というのだそうです。主観的な1年の長さは年齢に反比例するというもので、同じ1年でも幼少期は長く感じ、歳を取るごとに早く感じるという現象を心理学的に説明しています。大人になるとどうしても同じことの繰り返しが多くなります。新鮮味がなくなると時間の経過も早く感じられてしまうそうです。「1年があっという間」というのは、充実していたともいえる一方で、新しいことに挑戦していないサイン(!)かもしれません。(山本)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田 URA 山本
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