和大産学連携通信 No57(2021年12月号)
公開日 2021年12月20日
目次
1.NEWS
2.和大産連センター活動カレンダー
3.技術相談受付けています
4.編集後記
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1.NEWS
a)【報告】わかやまテクノ?ビジネスフェアでシステム工学部吉田登教授,田内裕人助教 が講演しました.?
2021年11月25日にアバローム紀の国で、公益財団法人わかやま産業振興財団、和歌山県、一般社団法人和歌山情報サービス産業協会の主催による第30回わかやまテクノ?ビジネスフェアが開催され、本学からはシステム工学部環境科学メジャーの吉田登教授と田内裕人助教が講演しました。
当日は和歌山県内の公設試、高専、大学などの研究者が講演をするなか、吉田登教授は「廃棄物処理施設におけるエネルギー回収に関する研究」、田内裕人助教は「洪水が河川?海洋環境に与える影響を評価する研究」の題目で講演しました。講演後は研究内容を紹介するポスターの前で名刺交換が行われました。
詳しくはコチラをご確認下さい
b)【報告】12/7和歌山化学工業協会との交流会を開催しました?
12月7日(火)に和歌山市三木町のルミエール華月殿で、和歌山化学工業協会との共催により、加盟企業と材料?化学系研究者、県や産業支援機関担当者との交流会を開催しました。学外参加者は、化学系企業10社17名、県庁や工業技術センター、わかやま産業振興財団から10名などでした。
当学システム工学部化学メジャーの橋本教授および奥野教授の研究紹介と企業との連携可能性についての紹介発表を行い、当学から参加していた6名の研究者と参加者の紹介と意見交換を実施しました。参加いただいた企業からは、発表した研究者以外との一対一でのコンタクトや技術分野に研究者紹介等に関するご希望問い合わせをいただきました。今回は、コロナ感染が少し落ち着いていることから、9月より少し範囲を拡大して実施しました。次回の開催は未定ですが今後も交流会を継続して実施してまいります。また、他の業種の企業との交流も推進してまいります。
詳しくはコチラをご覧ください。
c)【紀州研】2021年度「吉田初三郎式鳥瞰図から可視化する和歌山観光名所」の動画公開について
令和3年11月5日(金)まで開催しておりました企画展「吉田初三郎式鳥瞰図から可視化する和歌山観光名所」の展示資料をダイジェスト版として編集し、本学の公式YouTubeチャンネルにて公開しております。広くご視聴いただければと存じます。
和歌山大学公式YouTubeチャンネルにて、ご覧ください。
d)【システム工学部】床井浩平准教授:芸術科学会よりCG Japan Awardを受賞?
和歌山大学 システム工学部?メディアデザインメジャーの床井浩平准教授が、芸術科学会からCG Japan Award を受賞しました。
CG Japan Award?は、CGの分野において世界的に活躍された日本人を対象にして、毎年1から2名を,その業績を称えるために制定されたものです(芸術科学会ウェブより引用)。
11月7日(日)にはNICOGRAPH2021において受賞講演が行われました。
招待講演(NICOGRAPH2021)「すこし先に行きたい~大学の情報処理教育で考えてきたこと」(芸術科学会 CG Japan Award 特別講演 床井 浩平 氏 )
?詳しくはコチラをご覧ください。
e)【観光学部】教員の活動紹介!~戦後横須賀の物語「Yokosuka1953」が真珠湾攻撃80周年を記念してハワイで開催される 「BEYOND PEARL HARBOR」映画祭でオンライン上映中!(木川教授)
2021年12月8日(ハワイ時間7日)は、真珠湾攻撃から80年目となる節目の日です。これに合わせ てハワイのPacific Histrric Parksなどが、イベント「Beyond Pearl Harbor」を主催し、戦争の意味を問うシンポジウム や教育映画の公開などを行います。また、戦争の記憶、断絶との和解などをテーマとした映画祭「Beyond Pearl Harbor Film Festival」も特別プログラムとして開催されます。この映画祭の中で、横須賀で1947 年に米兵と見られる父親と日本人女性の間に生まれ、1953年に養子縁組で渡米した木川洋子さん(英語名:バーバラ?マウントキャッスルさん)の実の母探しの旅を映像化したドキュメンタリー映画「Yokosuka1953」(監督:木川剛志 和歌山大学観光学部教授)が上映作品の一つと選ばれました。
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f)【観光学部】学生の活動紹介!~学生の提案が商品化されました!in 愛媛県新居浜市(2021.11.29追記)?
11月27日(土)の活動の様子が、紹介されました。和歌山大学学生考案!「ざんぎらず」販売しました?(新居浜市HP/2021年11月29日更新)
昨年度、JR瀬戸内カレッジ(JR西日本主催/本学部は地域インターンシッププログラム(LIP)として参加)にて本学部学生が提案した「ご当地グルメを活用した新しい商品」が新居浜市に採用され、今年度はその実現化に向けて、新居浜市関係者と有志学生が意見交換を重ね、この度「ざんぎらず(※)」として商品販売されることになりました。
※ 新居浜名物「ざんき」(鶏のから揚げ)を、にぎらない「おにぎらず」の具材にアレンジ。新居浜市マイントピア別子で開催される「冬のさくら祭り」でのお披露目イベントに、本学部学生も現地参加いたしました。
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g)【観光学部】プリシアリゾートヨロン、一般社団法人ヨロン島観光協会、鹿児島県与論町との持続可能な観光地づくりの推進に係る連携協定締結
2021年11月20日(土)鹿児島県与論町のゆんぬ体験館にて、プリシアリゾートヨロン、一般社団法人ヨロン島観光協会、鹿児島県与論町と和歌山大学観光学部は、本協定の調印式を行いました。今回結んだ協定をもとに、与論町における、持続可能な観光の国際基準(GSTC)を活用した持続可能な観光地づくりの推進に寄与していきたいと考えます。
なお調印式後には、「与論島における星空ツーリズムの推進について」(尾久土正己 観光学部長)、「持続可能な地域づくりに向けて」(加藤久美 観光学部教授)の講演が行われました。
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2.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
3.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
4.編集後記
12月に入り寒さも本格的になってきました。この1年もコロナ禍の影響で、通年の行事や人々の行動も変化してきましたが、ここ最近の落ち着きや社会変化への順応で、新たな様式が様々な分野で起こり「必要は発明の母」という言葉の意味が、あらためて感じられる昨今です。今一度過去の常識を見直し、新たな社会を作り上げていく「イノベーション」の芽吹を生み出す原動力を養いたいと思います。(米田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田 URA 山本
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