和大産学連携通信 No.67(2022年11月号)
公開日 2022年11月28日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a) 関西スタートアップインキュベーションプログラム「起動」2022年度のエントリー募集中です。
公益財団法人大阪産業局が主催し、和歌山大学も協力大学として参加している「起動」プログラムのエントリー募集中です。
採択された方には、最大1000万円の事業資金と、全国トップクラスのキャピタリスト等、専門家による6か月のハンズオンが提供されます。
詳細はコチラをご覧ください。
b)「第2回大学と和歌山県内人事?採用担当者でつくる 人材の育成と定着の研究会」が12月16日(金)に開催されます。
アントレプレナーシップデザインセンター設置準備室(EDC)は、地元企業で人材育成を担う部署(総務?人事部門)と連携して、キャリア教育、アントレプレナーシップ教育を実践しながら、将来的に大学が中心となって地域全体でどのような人材を育成?輩出?採用?定着を図るか包括的な司令塔となる「まちの人事部」構想を将来的に掲げています。
今年度の研究会は「人材の育成と定着」をテーマに3回を予定していて、その第2回を12月16日(金)に開催いたします。
詳細はコチラをご覧ください。
c)「和歌山地域化学関連企業と和歌山大学化学系研究者との交流会」が12月16日(金)に開催されます。
今年度2回目となる、「和歌山地域化学関連企業と和歌山大学化学系研究者との交流会」が12月16日(金)に、県民交流プラザ?和歌山ビッグ愛の会議室で開催されます。
今回は、実験に先立って、理論計算により化合物の構造や特性などを予想し、試薬の使用を抑えつつ新しい化合物を開拓することが期待されるなど、SDGsに貢献する「計算化学」についての、システム工学部の林准教授による講演や、和歌山県工業技術センターでの計算化学への取り組みについての紹介などがあります。
詳細はコチラをご覧ください。
d)【教育学部】山口真範教授の研究がニュース和歌山と読売新聞に掲載されました。
教育学部の山口真範教授が行っている研究がニュース和歌山と読売新聞に掲載されました。今まで廃棄されてきた梅酢や魚の軟骨を再利用するという持続可能な方法で、次世代の美容?健康成分として注目されるプロテオグリカンを抽出し、県内の企業と連携して商品化を目指しています。
e)【観光学部】観光学部4年生で合同会社ギンエン代表の東詩歩さんがMBSラジオの番組に出演しました。
観光学部4年生で、和歌山大学発ベンチャーに認定されている合同会社ギンエン代表の東詩歩さんがMBSラジオの番組「日本一明るい経済電波新聞」の「ヤングパワー 若者の挑戦」に出演しました。
詳細はコチラをご覧ください。
f) URA室の米田則篤特任助教が「認定URA」にこの度認定されました。
本学産学連携イノベーションセンターURA室の米田則篤特任助教が、一般社団法人リサーチ?アドミニストレータ―スキル認定機構の審査に合格し、「認定URA」にこの度認定されました。認定URAは、URAとして関わる業務全般の知識を一定レベル以上備え、かつ大学等我が国の研究組織での一つ以上の中核的業務(当該URAが主として従事している業務)の経験を有し、研究者、研究グループの研究活動の活性化に主体的にかかわる能力を備えた人材として同機構が定めるものです。
認定URAの詳細についてはコチラをご覧ください。
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2. 研究紹介
システム工学部 奥野恒久准教授「塗布できる電導性ポリマーの開発」
ポリジアセチレンは触媒を用いることなく光照射や加熱によって重合を行う素材で、モノマーを塗布した後に重合反応を行い機能化でき、種々の場所に機能性薄膜を作ることができる。本研究では電気伝導度を従来の1000倍程度まで高めることに成功した。
詳細はコチラ(Seeds Index 2022)をご覧ください。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
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5. 編集後記
木々の葉も色づく季節となりました。今年もあと一か月少々、年末に向けて、決算などの追い込みの時期で、猫の手も借りたい状況なのではないでしょうか。朝晩めっきり寒くなってきましたので、風邪やインフルエンザ、そして新型コロナなどに感染しないよう、健康には十分ご注意ください。(野原)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、野原 URA 高橋、米田
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