和大産学連携通信 No.85(2024年6月号)
公開日 2024年06月25日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)【シーズ発表】「大学見本市2024~イノベーションジャパン」でシステム工学部の教員2名がシーズ発表を行います。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催の「大学見本市2024~イノベーション?ジャパン」が8月22日(木)、23日(金)に東京ビッグサイトで開催され、下記のシステム工学部の教員2名がシーズ発表を行います。
菅間幸司 講師「WEBブラウザから利用可能!全自動AIモデル圧縮技術」
最田裕介 講師「複数の合焦位置違いの単一撮像と定量位相イメージング」
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b)【経済学部】経済総合研究所講演会を7月4日(木)に開催します。
本学経済学部の経済総合研究所では、名古屋大学大学院経済学研究科の齊藤誠教授をお招きして、「経済学から見たレジリエンスの諸相:自然災害と経済危機のケース」の題で講演会を行います。
本講演では、経済学的な観点に立ちながら、自然災害、環境破壊、経済危機、感染症などのショックに対してレジリエントな社会を築いていくために必要となる6つの論点(災害からの回復程度、費用対効果、ハードとソフトの補完性、リスク間のトレードオフ、危機対応の責任、学際的アプローチ)をあげ、特に社会のレジリエンスと経済のレジリエンスの両立への配慮について考えます。
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c)【食農総合教育センター】公開セミナー第11回「食と暮らしの研究会~グローカルな視点から~」を7月4日(木)に開催します。
本学食農総合教育センターでは、地域を対象にした多様な研究活動を紹介する公開セミナーの第11回「食と暮らしの研究会~グローカルな視点から~」を開催します。熱帯、亜熱帯の作物で乾燥に強く、稲や小麦などが育たない地域でも成長するという「ソルガム」に関する知識を深めます。
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d)【岸和田サテライト】夏季講演会「歴史発見!かつて岸和田は煉瓦の街だった?」および後期学部開放科目説明会を8月24日(土)に開催します。
本学岸和田サテライトでは、岸和田市教育委員会郷土文化課の山岡邦章氏をお迎えし、「歴史発見!かつて岸和田は煉瓦(れんが)の街だった? 考古学的手法でその謎に迫る」と題した夏季講演会を開催します。
また、岸和田サテライトで一般の皆様に公開している後期授業「SDGs?人間」「未来都市を創造する」の説明会も同時開催します。
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e)【EDC】コンテンツ事業向けピッチ特化型アクセラレーション TCIC Pitch Campus 2024に採択されました。
システム工学部4年生の金 俊旭(キン?ジュヌ)さんが、VR映像を用いた事業を構想?提案して、東京都のアクセラレーションプログラムに採択されました。
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2. 研究紹介
システム工学部 坂本隆 准教授 「イッキに検出! アミノ酸の同時一斉解析法」
人体に20種類以上存在するアミノ酸は,機能性食品や健康診断のマーカー分子として利用されている.本技術はこのアミノ酸の分析を飛躍的に効率化しようとするものである.通常,アミノ酸の分析は液体クロマトグラフィー(HPLC)を用い、1検体当たり数十分の時間を必要とするが、これを、新たに開発したアミノ酸を効率的にフッ素誘導体化する手法を用いて、核磁気共鳴(NMR)法で分析することにより、最大14種のアミノ酸が、短時間で同時一斉に解析可能となった。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
6月に入り急に暑くなり、ついに梅雨入りとなりました。梅雨なのにあまり降らないかと思えば降ると土砂降りで警報級の大雨。これも地球温暖化の影響でしょうか?降らないのも困るけど、降りすぎも困ったもの。程よく降ってほしいものです。(野原)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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