和大産学連携通信 No.90(2024年11月号)
公開日 2024年11月27日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)【シーズ発表】第11回工学研究シーズ合同発表会を12月13日に開催します。
大阪公立大学と和歌山大学が合同で行う、それぞれの分野におけるイノベーティブな、世界最先端の研究シーズを発表する、第11回工学研究シーズ合同発表会を開催します。
本学からは、いずれもシステム工学部の宮口智成教授、宇野和行准教授、中原佳夫准教授、菅間幸司講師、久世尚美講師、吉田健文講師がシーズ発表を行います。
日時:12月13日(金)14:30~18:30
場所:和歌山城ホール大会議室(和歌山市七番丁25 番地の1)
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b) 【講習会】情報セキュリティリカレントコース2024の受講者を募集しています。
和歌山大学学術情報センターでは、情報セキュリティリカレントコース2024の参加者を募集しています。
PCやスマホに代表される情報機器は社会生活を豊かにしてくれる反面、操作方法や設定を誤るとトラブルに巻き込まれたり、知らない間に犯罪者になったりします。情報機器の正しい使い方や簡単な原理を知ることでこれらのトラブルを回避することができます。
対象別に3種類の講座があり、「入門講座」は日常的に業務?家庭でPCを利用している方(クイック講座はそのうち初めの3回分)、「基礎講座」はネットワークエンジニアを志望している方、「エキスパート講座」はネットワーク管理者を志望している方をそれぞれ対象としています。
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c)【セミナー】第6回ワダイノLIVE@Kishiwadaを2025年1月15日に開催します。
第6回ワダイノLIVE@Kishiwadaを2025年1月15日(水)に岸和田の南海浪切ホールで開催します。
ワダイノLIVEとは、”mini和歌山大学”として、地域のみなさまに旬のトピックスや最新の研究について、ワダイノ研究者らが、わかりやすく話します。
参加費は無料、どなたでもご参加いただけます。
今回は、筑波大学附属小学校教諭として24年間を勤められ、国語教育の鉄人として、桃山学院教育大学では、優れた教師の育成者として、教育界をリードしてこられた、桃山学院教育大学副学長二瓶弘行教授に、「絵本を読むこと」と「生きること」という題で、絵本?物語の面白さ、素晴らしさについて、お話しいただきます。
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d)【教職大学院】和歌山大学教職大学院の公開授業を12月26日に開催します。
本学教職大学院の公開授業を12月26日(木)に対面で開催します。
教職大学院の普段の講義を公開します。現職教員以外の方でも参加できます。途中参加や退室も自由です。
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e)【観光学部】チャクラバルティー准教授の論文が国際学術誌に掲載されました。
本学観光学部のチャクラバルティー アビック准教授の単著論文「Rethinking the Anthropocene: Not a time-transgressive event but a sudden rupture on the geologic time scale」が、「Anthropocene」 (Elsevier)に掲載されました。
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2. 研究紹介
システム工学部 山門英雄 教授 「導電性新素材の開発及び結晶構造予測」
有機物や無機物、あるいは樹脂等を組合せ、導電性を持つ新規結晶や従来には無い特性を持つ新たな素材を開発することを目指しています。本研究で作製を目指す素材は、その特性を生かして、電子デバイスの構成材料(動作物質、電極、配線材料)としたり、帯電防止膜や電池等に産業的に応用できる可能性があろうと思います。
また、任意の原子や分子について、その結晶構造を非経験的に予測する手法の開発に取り組んでいます。現在その核心部分に用いているのは、超球面探索法、及び一般化超球面探索法で、探索の高速化などを試みています。超球面探索法をタンパク質フォールディングの問題に適用することを目指した研究も開始しています。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
11月も下旬となり、今年もあと1カ月と少し。何かと気ぜわしくなってきました。産学連携イノベーションセンターURA室では学外に出ていく仕事が多くなり、誰もいない日もあったりします。産学連携や学術指導の相談等でご迷惑をおかけすることもありますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。(野原)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
ura@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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