6/8(金)14時50分~開催!Reducing Vulnerability for International Tourists and the Japanese Tourism Industry: Towards a Tourist Hazard Information System
公開日 2018年05月28日
国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に観光を通じて貢献していく――
和歌山大学国際観光学研究センター(CTR)は、健全で持続可能な社会の発展に寄与するというミッションの下、観光学研究を推進しています。2018年度は「観光とSDGs」を年間テーマとして、さまざまなセミナーを開催します。
第3回目は、本学特別主幹教授、クイーンズランド大学教授であるBrent W. Ritchie先生を講師に、SDGsの一部でもある自然災害から復興する力の強化に関連して、ご自身が研究で進めている訪日観光客向けの災害情報システムに関するプロジェクトの概要をご紹介いただきます。
事前の参加申し込みや参加費は不要です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
*セミナーは、英語で行われます
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テーマ
CTR Seminar Series 2018 - Tourism and SDGs - Vol.3
「Reducing Vulnerability for International Tourists and the Japanese Tourism Industry: Towards a Tourist Hazard Information System」
概要
自然災害から復興する力の強化はSDGsの一部であり、10もの項目と関連します。日本の観光産業は急成長している一方、その躍進を妨げかねない自然災害のリスクを抱えています。そのため、訪日観光客には事前に避難情報を含む適切な災害関連情報を提供することが求められています。このような取り組みは、観光客と観光産業の両方を守ることにもつながります。本セミナーでは、これらの背景と、科学研究費の助成を受けて進めている訪日観光客向けの災害情報システム開発に関する研究プロジェクトの概要、及び調査結果の一部も紹介します。
Increasing resilience to natural disasters is part of the UN Sustainable Development Goals, cutting across 10 goals. Japan’s tourism industry is growing significantly yet Japan is prone to natural disasters which can negatively affect tourism. International tourist need information on potential hazards in advance as well as credible and timely disaster evacuation information in the evident of an actual natural disaster. This is crucial to safeguard both tourists and the tourism industry which relies on a safe country image. This seminar will provide background to the issue and outline progress from a JPSS Kaken funded project which aims to develop a hazard information system for international tourists. A preliminary results of the first stage of data collection is also presented.
日時
2018年6月8日(金)14時50分~16時20分
会場
和歌山大学 国際観光学研究センター会議室 [西1号館 107会議室]
(〒640-8510 和歌山市栄谷930)
講師
Prof. Brent W. Ritchie
(和歌山大学特別主幹教授、CTR Tourism Managementユニットリーダー/クイーンズランド大学教授)
主催
和歌山大学 国際観光学研究センター
お問い合わせ先
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL:073-457-7025
E-mail: * お問い合わせ ページへ移動します。