9/18(火)16時30分~開催!公開セミナー「Driving Sustainable Tourism through Data」
公開日 2018年09月10日
国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に観光を通じて貢献していく――
和歌山大学国際観光学研究センター(CTR)は、健全で持続可能な社会の発展に寄与するというミッションの下、観光学研究を推進しています。2018年度は「観光とSDGs」を年間テーマとして、さまざまなセミナーを開催します。
第4回目は、本学特別主幹教授、CTR副センター長でイギリス?サリー大学教授であるGraham Miller教授を講師に、さまざまな地域や企業における、データに依拠したサステナブルツーリズムに対する取り組みをご紹介いただきます。
事前の参加申し込みや参加費は不要です。
サステナビリティや産学連携における最先端の世界動向にご関心をお持ちの皆様、海外有名大学の教授による英語での講演にご関心をお持ちの皆様など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
*セミナーは、英語で行われます。
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テーマ
CTR Seminar Series 2018 - Tourism and SDGs - Vol.4
「Driving Sustainable Tourism through Data」
概要
観光業界がより持続可能な形態に移行できるかどうかは、旅行者と観光事業者の態度?行動にかかっています。しかし、旅行者からのよりサステナブルな観光への需要の高まりや、利潤追求のみにとらわれず持続可能な事業を進める事業者がいる一方で、観光業界が観光のサステナビリティを把握する手法は十分とは言えません。 本講演では、地域レベルからグローバルレベルでの、データに依拠したサステナブルツーリズムに対する取り組みを紹介します。業界認識と実態との重大なずれを指摘する他、プラスの影響を生むと信じられている従来の観光に対する考え方へ提言し、打開策を探ります。
The transition towards a more sustainable tourism sector is one that has relied heavily on consumers providing the initial catalyst or tourism business owners ‘doing the right thing’. However, while there are signs that some tourists can provide a motivation for travel and tourism companies to revise their products and there are altruistic owners of companies who act beyond the market imperative, the sector has adopted a simplistic approach to measuring the sustainability of travel and tourism. This presentation will give examples of a more data-driven approach to sustainable tourism that uses data drawn from the global and regional scale, as well as corporations. It will demonstrate that there are considerable gaps in what is not known about the sector, challenge conventional thinking about tourism and where it is considered to make a positive contribution, and identify examples of progress being made.
日時
2018年9月18日(火)16時30分~18時00分
会場
和歌山大学 国際観光学研究センター会議室 [西1号館 107会議室]
(〒640-8510 和歌山市栄谷930)
講師
Dr. Graham Miller
(国際観光学研究センター副センター長、和歌山大学特別主幹教授、CTR Tourism & Sustainabilityユニットリーダー / サリー大学教授)
主催
和歌山大学 国際観光学研究センター
お問い合わせ先
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL:073-457-7025
E-mail: * お問い合わせ ページへ移動します。