11/27(火)14時50分~開催!Resident Sentiment of Tourism: Construct and Model Development
公開日 2018年10月29日
国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に観光を通じて貢献していく――
和歌山大学国際観光学研究センター(CTR)は、健全で持続可能な社会の発展に寄与するというミッションの下、観光学研究を推進しています。2018年度は「観光とSDGs」を年間テーマとして、さまざまなセミナーを開催しています。
第7回目は、CTR短期招へい研究員として来学される香港理工大学のキャシー?シュー教授に、観光における住民感情の新しい概念についてご講演いただきます。
事前の参加申し込みや参加費は不要です。
観光開発にご関心をお持ちの皆様、国際関係や国際貢献にご関心をお持ちの皆様など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
*セミナーは、英語で行われます
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テーマ
CTR Seminar Series 2018 - Tourism and SDGs - Vol.7
「Resident Sentiment of Tourism: Construct and Model Development」
概要
観光や観光客に対する住民の態度は、旅行者にとって旅への好印象を与える他、持続可能な観光発展を維持することにも重要な役割があるため、1970年代以降活発に研究されています。しかし近年この研究分野は、概念的、理論的、方法論的に難しい局面を迎えています。そこで、コミュニティを反映する社会描写のより包括的な指標として、住民感情の新たな概念を提起しており、今回のセミナーでは、香港における住民感情について聞き取りやアンケート、ビッグデータ分析といった複数手法を用いた調査を紹介します。
Resident attitude towards tourism impacts or tourists in general has been a popular research area since the 1970s, because of the crucial role of resident attitude in creating positive tourist experience and maintaining sustainable tourism development. However, this line of research has been increasingly challenged in recent years, from conceptual, theoretical, or methodological perspectives. We put forward a new concept, resident sentiment, as a more encompassing indicator of social representations shared by the local community. This seminar will report on a study using multiple methods, including interviews, survey, and big data sentiment analytics, to investigate resident sentiment in the context of Hong Kong.
日時
2018年11月27日(火)14時50分~16時20分
会場
和歌山大学 東1号館(基礎教育棟) G203教室
(〒640-8510 和歌山市栄谷930)
講師
Prof. Cathy Hsu
Chair Professor, School of Hotel & Tourism Management, The Hong Kong Polytechnic University
専門は、ホスピタリティマーケティング、デスティネーションマーケティング、旅行者行動、サービスクオリティ等。世界観光機関(UNWTO)を始め、企業や行政の観光関連のコンサルティングも務めている。
主催
和歌山大学 国際観光学研究センター
お問い合わせ先
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL:073-457-7025
E-mail: * お問い合わせ ページへ移動します。