本学学生グループ 観光倫理を題材としたEラーニングを作成
公開日 2019年11月22日
和歌山大学は国連世界観光機関(UNWTO)の賛助会員として、UNWTOの活動を普及するさまざまな取り組みを行っています。このたび、本学の学生グループは、国際観光学研究センター(CTR)のサポートにより、UNWTOが持続可能な観光を実践するために提唱する世界観光倫理憲章(the Global Code of Ethics for Tourism:GCET)を題材に、観光倫理について考えるきっかけづくりを目的としたEラーニングプログラム「Tourism Ethics in ONE Hour」を作成し公開しました。
この取り組みは、学生グループ自らがGCETのコンセプトや内容を理解するために始めた課題解決型学習(PBL)の一環であり、プログラムの作成を通して、英語が原文のGCETをどのように紹介すれば自らを含む非英語圏の多くの人々に伝わるようにできるのかを議論したり、そのために自らがどのように理解する必要があるのかを認識するよい機会となりました。
Eラーニングはプロトタイプですが、どなたも無料で閲覧いただけます。
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Tourism Ethics in ONE Hour
https://learning.tourismethics.org
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学生グループでは、観光が持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するための基盤として、GCETのさらなる理解促進が必要だと考えており、このプログラムが、GCETをより多くの人々に知っていただくきっかけになることを期待しています。
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◆関連ページ
UNWTOリーフレット「観光と持続可能な開発目標」日本語版の作成に協力
https://www.wakayama-u.ac.jp/ctr/news/2018052900030/
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国際観光学研究センター