10/21(水)開催!オンラインセミナー「Decarbonising academic conference travel」
公開日 2020年10月08日
CTRでは今年度、世界の著名な観光研究者によるオンラインセミナーを毎月お届けするウェビナーシリーズを開催しています。
第4回目は、持続可能な観光の研究の権威として学術誌「Journal of Sustainable Tourism」の共同編集長を務めるニュージーランド?オタゴ大学のジェームス?ハイアム教授と共同研究者で英オックスフォード大学のデビー?ホプキンズ准教授がコロナ禍での最新の研究を踏まえ、学会の脱炭素化をテーマに議論します。果たして、コロナ後も学会はオンラインで開催され続けるのでしょうか?。
参加には事前の参加申し込みが必要です(参加費は不要)。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
※セミナーは英語にて行われます。
※Zoomを使用したオンラインセミナーです。
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テーマ
Wakayama-CTR Webinar Series 2020
Tourism, Sustainability and Recovery: Asia Pacific Expert Outlook
Vol.4「Decarbonising academic conference travel」
概要
In our recent Nature paper published on 15 July (Klower et al., 2020), we discuss the different models which may be deployed to (radically) reduce aviation emissions related to academic conference travel. Using this as our starting point, we will discuss the insights into decarbonisation that are afforded by a comprehensive analysis of conference travel emissions, and alternative low-carbon conference models that have started to emerge due to the unprecedented travel restrictions imposed in response to the COVID-19 pandemic. We will then discuss the perceived and articulated need for corporeal mobility and face-to-face interaction, based on the preliminary findings of a mixed method project at the University of Oxford. In the context of COVID-19, where work-related air travel has entirely ceased, the research uncovers where opportunities for change lie, but also a sustained desire for mobility once it is again possible. This suggests a need for change led by international and national disciplinary associations, conference organisers and academic institutions to prevent a return to business-as-usual.
(日本語訳)
7月15日に「Nature」に掲載された論文(Klower et al., 2020)で、学術会議参加の移動に関わる航空分野の(抜本的な)排出ガス削減につながる複数のモデルについて議論している。同議論を起点として、学会出張にあたるCO2排出の包括的分析により得た知見及び、COVID-19のパンデミックによる未曽有の移動制限で始まった新たな低炭素学会モデルから、学会の脱炭素化を考察する。そして、オックスフォード大学で行われた研究プロジェクトの調査結果を基に、物理的移動と対面交流のニーズについて指摘する。業務渡航が完全に中止となったコロナ禍には、変化への好機があるだけでなく、旅行欲求も根強くあり続けることが同研究で明らかにされている。つまり、従来通りのビジネス慣習に戻ることを防ぐためには、国際的にも国内的にも学術団体や学会運営組織が取り組むべき変化の必要性があると言える。
日時
2020年10月21日(水)17時00分~18時00分(日本時間)
会場
Zoomウェビナー(オンライン)開催
※アプリをダウンロードせずにブラウザ上でも視聴可能ですが、事前にZoomアプリをインストールされるとよりスムーズにご参加いただけます。なお、セキュリティ向上のため、最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※最新バージョンの確認はこちら(Zoomのウェブサイトへ移動します)。
登壇
講師
Dr. James Higham (University of Otago教授)
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Dr. Debbie Hopkins(University of Oxford准教授)
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モデレーター
Dr. Joseph M. Cheer(和歌山大学国際観光学研究センター特任教授)
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参加申し込み
登録フォーム よりお申込みください。
【お申し込みの際に記入された個人情報につきましては、本学のプライバシーポリシー に従い、「イベントの参加受付や開催に関するご案内」および「イベント統計、マーケティング資料作成」以外の目的で使用することはありません。】
主催
和歌山大学国際観光学研究センター
後援
UNWTO駐日事務所
太平洋アジア観光協会(PATA)
一般財団法人関西観光本部
お問い合わせ先
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL 073-457-7025 / E-mail * お問い合わせ ページへ移動します。
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