【開催案内】防災?日本再生シンポジウム 災害時における情報流通 ~被災地の情報を如何に入手するか、如何に伝えるか~
公開日 2016年11月21日
開催概要
2016年4月には熊本地震、10月には鳥取地震が発生し、また、度重なる台風の来襲によって多くの地域が甚大な被害を受け、日本のどこでも災害が起こりうることを再認識した1年でした。
和歌山では、2011年の台風12号で多くの人命?財産が奪われ、また、将来、南海トラフに関わる巨大地震の発生も予想されており、如何にして災害に対処するかが全ての自治体、住民にとって喫緊の課題となっています。
災害が発生するのを避けることはできませんが、その被害を少なくする、或いは復旧、復興を早めることは可能です。その際にキーワードとなるのは情報の共有です。住民に適切な避難を促すこと、発災後の自助、共助のための連絡調整をすることなど、減災?縮災のために必要な情報を収集?整理?伝達するための基盤整備は欠かすことができません。
今回、和歌山大学は国立大学協会との共催で「災害時における情報流通~被災地の情報を如何に入手するか、如何に伝えるか~」をテーマにシンポジウムを開催することにいたしました。4月の熊本地震で発災直後に臨災局に転換した熊本シティエフエムから村上隆二氏をお迎えして、発災時に臨時災害放送局の果たした役割について講演をしていただく外、災害時の放送に詳しい識者、災害が起こる前に地域の危険を予知するため、危険情報マップの作成に関わっていらっしゃる方々をお迎えして講演とパネルディスカッションを行います。
一般の住民は元より、自治体、高校生、中学生など、地域の防災に関わっている大勢の方に参加していただきたいと思います。
日時 | 平成28年12月11日(日曜) | 13:00~17:00(12:00 より会場にてパネル展示も行っております) |
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場所 | 和歌山県立情報交流センター(Big?U)多目的ホール(田辺市新庄町3353-9) | |
お申し込み | 参加には事前のお申し込みが必要です。お申し込み方法の詳細は、チラシ(161211sympo_72.pdf(209KB))をご覧ください。お申し込み締切は12月8日(木)です。当日会場での参加受付も予定しています。 |
主催 | 国立大学法人和歌山大学 |
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共催 | 一般社団法人国立大学協会 和歌山県情報化推進協議会(WIDA) |
後援 | 総務省近畿総合通信局 和歌山県 和歌山県教育委員会 田辺市 田辺市教育委員会 白浜町 白浜町教育委員会 和歌山県市長会 和歌山県町村会 NHK和歌山放送局 株式会社 和歌山放送 一般社団法人 日本コミュニティ放送協会(JCBA) ※申請中を含む |
プログラム
12:00 | 開場?パネル展示 | |
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12:30 | 受付開始 | |
13:00 | 開会挨拶(和歌山大学長 瀧 寛和) | |
13:10 | シンポジウムの全体構成について(和歌山大学システム工学部 准教授 塚田晃司) | |
13:30 | 講演『熊本地震に見る臨時災害放送局の役割』 | 講師:村上隆二氏 (熊本シティエフエム パーソナリティ) |
14:10 | 講演『近畿における臨災局開設への取組み -現状と課題-』 | 講師:国本 厚氏 (近畿総合通信局放送部 放送課長) |
14:30 | 講演『災害に備えるための地図情報の役割』 | 講師:西村雄一郎氏 (奈良女子大学研究院人文科学系 准教授) |
15:10 | 講演『地域のクライシスマップを作る』 | 講師:杉山幹夫氏 (LocalWiki Organization Japan 代表) |
15:30 | 休憩 ?パネル展示 | |
16:00 | パネルディスカッション『災害に備えるための情報基盤をどう整備するか』 |
コーディネータ パネリスト |
16:50 | 閉会挨拶 | (和歌山大学理事?副学長 山田良治) |
17:00 | 閉会 |