【開催報告】ワダイの防災カフェ in 串本古座高校(2018年度第7回)
公開日 2018年12月28日
10月20日(土)に、和歌山県土砂災害啓発センター(那智勝浦町)にて、2018年度の高校生向け第2回 ワダイの防災カフェが開催されました。地域防災力の強化に若者の防災知識獲得が有益であるという考えから生まれた串本古座高校に通う高校生を対象とした試みです。
今回は、和歌山大学システム工学部の吉野孝氏を講師にお招きし、「情報通信技術を用いた 防災支援システム」と題し、スマートフォンに代表される身近な情報通信技術を用いた災害時支援のお話を中心に、開発が進む防災アプリ等についてご紹介いただきました。吉野先生のカフェでは、スマートフォンにインストール可能なネットワークが切れた場合においても出張先等で防災情報を提供するアプリ等についてご紹介いただきました。また、スマートフォンやタブレットを持っていれば誰でも利用可能な地震体験アプリの開発などにも触れ、参加者の高校生たちは熱心に耳を傾けておりました。またカフェの前には、土砂災害啓発センターの坂口武弘所長から、土石流の模型実験により砂防堰堤がもつ機能などについてもご説明がありました。防災カフェの後には質疑応答が行われ、活発な議論が行われました.
詳細な開催報告については、ワダイの防災カフェ専用HPでご確認ください。 /~egusa/bousaicafe_report.html
お問い合わせ
災害科学教育研究センター