和歌山市社会福祉協議会と連携協力に関する協定を締結しました
公開日 2022年05月31日
5月31日(火)、和歌山市小人町の和歌山市あいあいセンター福祉交流館にて、社会福祉法人和歌山市社会福祉協議会と和歌山大学 紀伊半島価値共創基幹 災害科学?レジリエンス共創センターとの間で「災害ボランティア活動支援に関する協定」を締結しました。本協定は、昨今頻発する災害への対応を見据えて、平常時の連携、学生教育、訓練等について、また、災害発生時では、災害ボランティア拠点の設置や情報提供、活動支援などが盛り込まれた実践的な内容となっています。
和歌山大学は、「大学の防災力強化」ならびに「防災?減災?復興の担い手づくり」等を目的に、令和2年4月に「災害科学?レジリエンス共創センター」を設置しました。その後、令和3年2月には、本学初の広域同時多発災害対応訓練を和歌山市社会福祉協議会と協働して実施、また社会福祉協議会の強みである地域連携等を指導していただきながら、「大学の防災力強化」ならびに「防災?減災?復興の担い手づくり」を進めています。
本協定締結に際し、社会福祉法人和歌山市社会福祉協議会会長の森田昌伸様からは、和歌山大学のこれまでの協力に感謝を頂くとともに、「待ちに待った協定締結でした。なぜならこれまでの災害支援でも感じてはいましたが、昨年の六十谷水管橋が崩落の時の給水時に、和歌山大学のボランティアの力をまさに感じたからです。若い学生たちと災害ボランティアの訓練等に共に取り組むことで、和歌山市の災害時に大きな力を発揮できると期待しています」とお言葉を頂きました。当センター長の塚田は「昨年の災害ボランティアセンター設置?運営訓練がきっかけで、その後のご指導頂き、協定まで結べたことに感謝申し上げます。引き続き、ご指導頂き、災害時に災害ボランティア等に対応できる担い手育成に取り組んでいく所存です。」と大学の決意を表明しました。
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挨拶(社会福祉法人和歌山市社会福祉協議会会長 森田昌伸様)
挨拶(和歌山大学災害科学?レジリエンス共創センター長/システム工学部教授 塚田晃司)
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