【募集終了】東日本大震災から学ぶ防災スタディツアー
公開日 2023年07月04日
災害科学?レジリエンス共創センターでは、 「防災?減災?復興の担い手づくり」を目的に、有事のみならず平常時から災害ボランティア拠点を常設し、地域とも連携しながら災害に強い人材の育成に取り組んでいます。
東日本大震災から学ぶ防災スタディツアー プログラム
主 催:和歌山大学 災害科学?レジリエンス共創センター
共 催:公益社団法人 日本財団ボランティアセンター
プログラムの目的と概要
和歌山大学災害ボランティアステーションむすぼら(以下むすぼら)では、2023年3月に映画「ただいまつなかん」を鑑賞しました。この映画は、東日本大震災の被害を受けた気仙沼市唐桑でボランティア学生と被災地の人や町との繋がり、支え合いを、10年に渡って追ったドキュメンタリーです。
また、ツアー前の8月中旬には、津波で児童?教職員に多くの犠牲がでた大川小学校で妹さんを亡くした監督が制作した短編2本立ての「ある春のための上映会」を企画しています。
映画を通して伝わる被災地の状況、被災された人々の悲しみや苦悩、葛藤、希望などは、見る者に深い感動を与えることでしょう。
しかし、それらを更に深い学びにし、災害を自分事と捉えられるようになるためには、現地に立ち、直接お話を伺い、肌で感じることが必要だと考えます。そして更には、いずれ来る和歌山県での巨大災害を見通して、防災?減災の啓発活動、復興のためのボランティア活動を普及させることにつなげるため、スタディツアーで得た学びを、報告会を通して多くの人に発信する予定です。<プログラム企画立案者:むすぼら学生執行部>
目的:
- 東日本大震災の遺構や資料、被災者からのヒアリング等から震災当時の状況を追体験し、災害を自分事として捉える機会を提供する。
- 防災?減災?復興への活動に積極的に取り組める人材を育成する。
- 現地での学びから、和歌山の防災?減災にとって有益な情報をまとめ、成果発表会で広く啓発?還元する。
対 象:下記スケジュールの1~3すべてに原則参加できる方で、和歌山大学に在籍する学部生?院生
定 員:15名 (希望者が定員を上回った場合は、選考します。)
スケジュール:
- 東北スタディツアー 2023年8月26日(土)~2023年8月28日(月) 2泊3日
- まとめのワークショップ 9月~10月頃(参加者確定後に調整)
- 成果発表会 11月頃に教養科目「事前復興まちづくり」内にて報告、ならびに一般向けオンライン発表会を予定
参加費用:航空券の予約時期によって変動します。7万円程度(食費別)の見込み
*奨学費を申請すれば、旅費?宿泊費に対して補助が受けられます。
(補助後の自己負担は3万円程度の見込み)
ツアー行程:
【集合?解散場所】 関西空港 第2ターミナル
【主な訪問地】 岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、石巻市、東松島市、福島県双葉町?浪江町
8/26 (土) |
6:20関西空港第2ターミナル集合→7:10発(ピーチMM131便)→仙台空港着 →(貸切バス)→陸前高田市 東日本大震災津波伝承館見学→ 気仙沼市 |
宿泊先 唐桑御殿つなかん |
8/27 (日) |
気仙沼市東日本大震災遺構?伝承館見学→石巻市 大川小学校遺構見学→ 東松島市震災復興伝承館見学→ 仙台市 |
宿泊先 仙台市内 ホテル |
8/28 (月) |
仙台市→双葉町東日本大震災原子力災害伝承館見学→請戸小学校遺構見学 →仙台空港→18:05発(ピーチMM138便)→関西空港第2ターミナル 解散 |
申し込み方法
参加申込みフォームはこちらです(大学アカウントでMicrosoftログイン必要)
申込〆切:7月11日(火)13:00【厳守】
お申込み後、奨学費の申請のための書類をお送りします。
希望者が定員を上回った場合は、選考します。