概要
研究課題 | 本ユニットは、金融グローバリゼーション下の通貨?金融システムの変容に関する研究を行う。現代の国際金融において、ドル本位制に代わる新たな国際通貨システムの可能性を、歴史的および理論的観点から探る。 現在、国際通貨システムはドル本位制から新たな通貨体制を模索する過渡期を迎えている。その動きは、具体的に、1ユーロの最強通貨としての地位、2中国を核とする東アジア経済の台頭および統合、そしてアジア共通通貨の模索、3中南米諸国におけるドル化、として現れている。今後、国際通貨システムは、ドル本位制を脱し、やがてアメリカ?ヨーロッパ?アジアを三極とするシステムへと移行していくのだろうか。本研究は、これら三極における現状分析と、過去の経験との比較研究を通して、本研究テーマに接近する。 |
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キーワード | 金融グローバリゼーション、国際通貨システム、三極通貨体制、アジア共通通貨、通貨統合 |
期間 | 平成16年度~令和3年度 |
活動状況 | [金融グローバリゼーション研究ユニット]活動状況 |
メンバー
メンバーの所属は2021年4月1日時点のものです。
氏名 | 所属 |
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今田秀作(代表) | 和歌山大学経済学部 |
片桐謙 | 和歌山大学経済学部 |
金澤孝彰 | 和歌山大学経済学部 |
阿部秀二郎 | 和歌山大学経済学部 |
高田公 | 和歌山大学経済学部 |
簗田優 | 日本大学商学部 |