終了【4/20(水)】第81回わだい浪切サロン「地域と地球のための宇宙開発」
公開日 2016年03月22日
※お知らせ
和歌山大学は、2016年4月、旧宇宙教育研究所と旧防災研究教育センターを統合し、「災害科学教育研究センター」を発足いたしました。下記のご案内は、2016年3月時点の組織名?職名を記載しています。
下記「第81回わだい浪切サロン」の開催要項に変更はありません。
日 時 : 2016年4月20日(水) 午後7時~8時半
話題提供: 秋山 演亮(あきやま?ひろあき) 和歌山大学宇宙教育研究所所長/教授
場 所 : 岸和田市立浪切ホール 1階 多目的ホール
本学の宇宙教育研究所は、地方大学としての立ち位置から、最先端ばかりを目指すのではなく、農業や防災に役立ち地元産業を育成できる、広く使える衛星?地上局?地上センサーの運用実証を行っています。また、これらの技術や教育手法を、海外新興国に積極的に輸出し、日本政府が進める宇宙分野の海外戦略の一環としても機能しています。
今回は、和歌山大学がすでに打ち上げた2機の衛星や、大学構内に設置した3基の地上局、農場や災害現場に無数に配置する地上センサーのこれからなどについてお話しします。
?
※事前申し込み不要、参加無料
?
開催レポート
?参加者 56名
和歌山大学宇宙教育研究所は、本年4月、災害科学教育研究センターに改組されました。
旧宇宙教育研究所の実績と現在取り組んでいる防災や産業への応用を目的としたいろいろな事業について、資料?動画による紹介がありました。
日本の宇宙開発事業費は決して潤沢ではありません。予算制約の中で今後の日本の宇宙開発がめざす方向はどのようなものでしょうか。それは、教育によって、主に新興国を中心とする宇宙開発に取り組む外国との共同事業をマネジメントしたり、そこでリーダーシップを発揮できる人材を育てることなのだそうです。
この日は、家族連れや学生さんもみられ、「わだい浪切サロン」に初めて参加した方が3割近くいらっしゃいました(昨年度の平均では2割弱となっています)。宇宙開発への関心の高さがうかがわれました。
-アンケートより-
?地域振興や人材の教育等、幅広く興味深い話でした。これからの日本の展望も含めた視点をいただきました。(40代男性)
?宇宙教育から世界レベルのネットワーク作りまで、長期的な展望をもったプロジェクトがすごいですね。(40代男性)
?教育からみた宇宙というとらえ方が教育者だなあと感じました。宇宙=夢というイメージでしたが、宇宙=現実?災害の研究でもあるのだと知ることができました。(50代女性)
?今回で2回目の参加です。しばらく通ってみようと思っています。楽しみが増えました。(60代女性)
?
■(前回)第80回わだい浪切サロン「ワイドショーより面白い幕末明治の浮世絵」 開催レポート