終了【1/20(水)】第79回わだい浪切サロン「憲法判例からみる日本国憲法の現状」
公開日 2016年01月05日
日時 : 2016年1月20日(水) 午後7時~8時半
話題提供 : 森口 佳樹 (副学長?経済学部 教授)
場所 : 岸和田市立浪切ホール 1階 多目的ホール
※事前申し込み不要、参加無料
日本国憲法が制定され、ほぼ70年が経過していますが、この間改正論議はさまざまに主張されたものの、現実の改正にまでは至りませんでした。しかしながら、憲法規定の解釈はさまざまに変化し、憲法問題を具体的に解決するのに寄与してきました。
今回のサロンでは、憲法判例の変化を手がかりとしながら、現実の社会にどのように憲法が活かされているのかという問題について、いろいろと考えてみたいと考えています。「生きた」憲法の姿をお話できればと考えています。
?開催レポート
?参加者64名
寒い時期の開催にもかかわらず多数のご参加がありました。いつもより女性の姿も多く見られ、憲法に対する関心の高さがうかがえました。
この日は、公務員の政治的行為の制限、家族法と憲法、参政権の実質的保障の3点に的を絞り、それぞれ代表的な判例にふれつつ、現在の日本国憲法の姿を語っていただきました。
-アンケートより-
?日本国憲法は難しいと思って参加しましたが、判例を中心に講義していただけ、理解しやすかったです。先生のお話をお聞きして、憲法や民法、地方自治法を読んでみようと思えるようになりました。(20代女性)
?メリハリのあるお話で大変よかった。ポイントや問題点などが明確になりました。(40代男性)
?憲法の条文だけではわからない法律解釈の裏側を知ることができました。(40代男性)
?本日の講演に際し、事前に憲法を読み直す機会ができて有難かった。社会実務に即応した内容であり、よかったです。(70代男性)
?約10年ぶりに先生のお話にふれました。学生時代は憲法に対して苦手意識しかありませんでしたが、社会人になり、遠くにあるようで実は身近な憲法について、これからは意識的に関心を持つようにしていきたいと思います。(30代女性)
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