8月6日(日)オープンセミナー開催!
公開日 2017年08月06日
今回の記念講演は、学部開放授業「世界農業遺産」の授業より『みなべ?田辺の梅システム~実地に学ぶ世界農業遺産』のテーマで和歌山大学システム工学部 准教授 原 祐二氏の記念講演があります?
■プロフィール
原祐二(はらゆうじ)和歌山大学准教授
東京大学卒業、助教勤務を経て、2009 年に和歌山大学に着任。専門は、景観生態学(高校の地理と生物の中間領域みたいな)。みなべ?田辺の梅システムについては世界農業遺産申請時から英語申請書?発表対応などに努め、現在は三井物産環境基金など研究費を得て、ランドスケープと植物多様性について、実地で研究中です。私自身、地元の皆様の支えに感謝し、多くのことを勉強させていただきたいと祈念しています。ここは世界に誇る研究対象地です。
■授業について...2015 年12 月に、みなべ?田辺地域が、「みなべ?田辺の梅システム」として世界農業遺産に認定されました。2017 年後期より開講する「世界農業遺産」は、この梅システムについて、実地にて学ぶ内容です。具体的には、まず国連FAO の世界農業遺産を主導されてきた国連大学の武内和彦教授に、世界農業遺産制度とその国内外の意義について御説明いただきます。その後、現地関係者の方々の御協力により、実地にて調査研修していきます。特に、地域生態系の仕組みと調査方法について、具体的なスキルと知識を身につけ、梅システムの知識を将来に継承できる人材を育成します。基礎的な生態学の訓練としても、現地で樹木の大きさを調べて地図化したり、植物の名前を覚えたり、ミツバチの役割を学んだりします。そして、システムに支えられ、どのような農作物?林産物が生産されているのか、現場にて確認します。具体的なスキルと知識を身につけ、自己成長と持続可能な地域の形成に資する内容としています。参加者の学習成果の蓄積は、いずれとりまとめ、世界に発信していくこととなります。このみなべ?田辺地域が、世界から注目され、世界と直結していることを体感いただけると思います。
★参加無料(先着50名)
■ 日時:8月6日(日)13:30~15:00(開場13:15)
■ 場所:和歌山県立情報交流センターBig?U研修室4
サテライトや和歌山大学に興味、関心をお持ちの方はお気軽にご参加ください!サテライト受講生の年齢は18歳以上ですが、(ただし、学校からの申込で高校生も受講頂けます。詳しくは事務所まで)今回の記念講演は年齢制限がございません!高校生のご参加、小学校?中学校、親子でのご参加ももちろん可能です。お待ちしております!
☆スケジュール
○募集説明会
○記念講演
○授業説明:経済学部 吉田雅章サテライト代表
○地域暮らしの健康学C?D 修了証授与式
お申込はメールで、または申込用紙に必要事項をご記入の上事務所までFAXか郵送、ご持参くださいませ。
○メールでお申込の場合
①お名前、②ふりがな、③年齢、④性別、⑤住所、⑥電話番号、⑦FAX番号(あれば)、⑧所属、をご記入の上 nankuma☆center.wakayama-u.ac.jpまでご送信下さい。(←☆を@に変えてください)
○申込用紙でお申込の場合(FAX?郵送?ご持参)
サテライト事務所やビッグユーなどで用紙を入手頂くか、参加希望のタイトルと必要事項をご記入の上、〒646-0011 和歌山県田辺市新庄町3353-9-102 和歌山大学南紀熊野サテライトまでお持ち頂くか、郵送、または0739-23-3978までFAXでお送りください。※必要事項が分かれば大丈夫ですので申込用紙でなく、普通の用紙にご記入頂きご送付頂いても結構です。
☆申込用紙は下記からダウンロードできます?
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○申込期限:平成29年8月5日(土)17:00まで
先着50名です。お待ちしております!
※内容は急遽変わる場合があります。ご了承くださいませ。