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【システム工学研究科】「応用物理学会関西支部 2024年度第１回講演会」において「ポスター賞（最優秀賞）」を受賞
公開日 2024/08/21
和歌山大学大学院システム工学研究科の池谷璃来さん（博士前期課程2年、物理工学クラスタ）が、「応用物理学会関西支部 2024年度第１回講演会」において「ポスター賞（最優秀賞）」を受賞しました。
受賞者/著者
池谷璃来、宮崎淳
「2つのプローブ光を用いた偏光?空間分割バランス検出法による3次元光熱変換顕微イメージング」
光熱変換顕微鏡は、レーザーを用いて微量分子を高分解能で3次元可視化?組成分析する手法です。しかし、光軸方向に試料を走査させた際、レーザーの焦点位置の前後で信号の符号の異なる2つの極値が生じるため、3次元の物体を測定すると観察像が歪んでしまうという問題があります。
今回の発表では、2つのプローブ光を用いた偏光?空間分割バラ ンス検出によって、観察像の歪みを改善することに成功した結果を報告しました。
応用物理学会関西支部講演会は、応用物理学に関する特定のテーマを毎回取り上げ、第一線で活躍されている研究者?エンジニアに研究開発の現状を紹介するとともに、学生を中心として若手のポスター発表の場も設け、研究成果の発信を通して相互の交流を深めることを目的として開催されています。
なお、この功績を称え、池谷璃来さんはシステム工学研究科長表彰の対象者に決定しました。
講演会での記念撮影
