山田真之さん:日本光学会情報フォトニクス研究グループ第23回関西学生研究論文講演会において優秀講演賞を受賞
公開日 2025年06月27日
和歌山大学システム工学部4年(受賞時)、電気電子工学メジャー(旧課程)の山田真之さんが、日本光学会情報フォトニクス研究グループ第23回関西学生研究論文講演会において優秀講演賞を受賞しました。
受賞者/著者 山田真之
Hanbury Brown-Twiss法を用いた位相シフトディジタルホログラフィにおけるホログラムのスパース抽出による再構成時間短縮
Hanbury Brown-Twiss(HBT)法を用いた位相シフトディジタルホログラフィは、皮膚や大気のゆらぎなどの散乱媒質背後にある物体の三次元情報を取得する技術として注目されている。しかし、この手法では膨大な枚数のホログラム(物体光の情報を含む画像)を抽出するため、再構成時間が長いという課題があった。本研究ではホログラムを工夫して抽出する方法を提案し、同等の品質で再構成時間の大幅な短縮に成功した。
>>日本光学会情報フォトニクス研究グループでは、関西における光学分野の研究の活性化を目指した研究発表?情報交換の場として関西学生研究論文講演会を実施している。 本講演会では、優秀な講演をおこなった者に対して優秀講演賞を贈呈している。第23回では対象者が23人おり、そのうち、本学電気電子工学メジャー(旧課程)の山田真之さんを含む2名が優秀講演賞を受賞した。
なお、この功績を称え、山田真之さんはシステム工学部長表彰の対象者に決定しました。