インタラクションデザイン研究室
コンピュータと人間とのインタラクションの分析と応用を研究対象とするヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)の研究や、スポーツや芸術などのスキルの学習をコンピュータを用いて支援するスキル学習支援環境の研究を行っています。具体的な成果としては、スケッチの学習を支援するスケッチ学習支援環境の研究や、スポーツ学習支援の研究では、拡張現実感(AR)を取り入れて先進的な研究を行っています。また、手指動作のスキルの分析と学習支援システムとして、リンゴの皮むきを題材とした手指動作の学習支援システムや、楽器の演奏の学習支援システムを研究しています。さらに、HCIの応用として、実世界の夜空の星や星座を学習コンテンツとして利用し、方向センサを装着したシリンダーで夜空の星をポインティングすると、その星の名前や所属する星座の名前を提示する実世界指向星座学習支援環境も構築しました。今後は、脳計測装置(NIRS)を用いて、ブレインマシンインタフェース(BCI)の研究にも取り組んでいきます。さらに、構築した学習支援システムのクラウド化と、タブレット端末を利用してどこからでも利用できるようにモバイル化にもとりくんでゆきます。