公開日 2015年06月15日
6月10日の日刊工業新聞に、天野敏之准教授が開発したプロジェクション技術が掲載されました。
これは、プロジェクションで、物体の見た目を自在に変えることができるというもので、色調や明暗を調整して、カラー写真をモノクロにすることや、また、画像処理ソフトのように、投影対象物に、つや消しや光沢、透明感などを加えることも可能です。また、全方向投影装置を開発し、立体物の質感調整にも成功しました。
通常、工業製品や宝飾品などの様々な製品のデザイン過程で試作を行います。本技術を用いて、試作品の配色や質感を変化させることができれば、素材の選定や、装飾方法や意匠の検討の際に、試作を繰り返す必要がなくなります。