3/18(金)18時開催!~日本初!!全天周実写ドームドラマ「I'm not alone」完成披露会(一般向け 無料イベント)
公開日 2016年03月07日
3/18(金)18時開催!~日本初!!全天周実写ドームドラマ「I'm not alone」完成披露会(一般向け 無料イベント)
和歌山大学観光学部ではこの度、オンリーワン研究であるドーム映像の研究で得られた知見をもとに、国内初の全編実写ドーム映像からなる“ドームドラマ”(今回の作品の公開を機にこのカテゴリを提案する)『I’m not alone』を完成させました。
一般向け?完成披露会を3月18日(金)に開催いたします。
是非、多くの皆様にご覧いただければ幸いです。
全天周実写ドームドラマ「I'm not alone」
海辺のまち加太を舞台に、10分の青春短編ドラマが完成!
その場にいる没入感を、全天周スクリーンのドーム映像で体感!!
広がる海、広がる空。一人の若者が浜辺を歩いている。彼女の生まれ故郷へ、両親に会いに来 たのだ。しかし、彼を待っていたのは、思っていたような時間ではなかった。
若者は一人で浜辺を歩く。そこで彼が見つけたこととは……。
製作総指揮:尾久土正己 教授
監督:木川剛志 准教授
撮影?編集:吉住千亜紀 研究支援員
出演:和歌山大学教員?学生
製作:和歌山大学観光学部 観光メディアユニット
(2016年作品/上映時間:10分)
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完成披露会 ~一般向け 無料イベント~
日時
2016年3月18日(金)18時~(17時45分受付開始)
場所
和歌山大学観光学部 デジタルドームシアター(和歌山市栄谷930)
定員
各回10名程度(10分のドラマを繰り返し上映します。)
参加方法
当日先着順/無料
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和歌山大学観光学部のドーム映像研究について
2009年春、当時としては最先端の4K映像機器を使った世界初のデジタルドームシアターを整備。同年7月には、奄美大島で起こった皆既日食を本土の4ヶ所のドームスクリーンへの生中継に成功しています。その後、自然、民俗、観光、美術と幅広い分野で多くのドーム映像作品を製作し、各地のプラネタリウム館で上映されています。また、東日本大震災では津波の被災地の全天周アーカイブにドーム映像を用い、大きな反響を得ています。
現在は、2020年のオリンピックでドーム映像でのパブリックビューイングに向けて、関係機関と新たな挑戦を行っています。
詳しくは、観光デジタルドームシアターのページをご覧ください。
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今回の作品製作に活用した知見
ドーム映像は視聴者の後ろまで映像が投影されるため、全体を見るためには、頭を動かさないといけません。この頭の動きと臨場感の関係について調べた結果、通常の映像のように受動的に映像を鑑賞するのではなく、頭を動かし、自ら見たい対象物を注視する能動的な鑑賞が映像の臨場感をより高めることが明らかになりました。
また、ドーム内での頭の動きは周期的であり、全体を見渡すには10秒間以上の時間が必要です。そこで、ドームドラマでは、カットの時間を長く、頭の動きを誘導するような画面構成を採用しました。