吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー_网易体育

支部大会奨励賞:長田颯斗さん(大学院2年)

論文名:「一人用モビリティシステム利用時の観光案内情報提示手法の検討」

学会名等:2019年度 情報処理学会関西支部 支部大会

受賞日:2019年9月23日

  • 論文の概要
    • 近年,電動車いすや自律走行モビリティと呼ばれるスマートモビリティに対する関心が高まっている. スマートモビリティの利用状況として,観光地等での案内が考えられる. 次に課題となるのは,観光案内等の際に観光客への情報提示手法である. しかし,案内手法に関する実験結果は述べられておらず, スマートモビリティ利用時の観光客の評価および感想について結果を述べている. 我々はこれまでに,ぬいぐるみエージェントを用いた案内システム提案してきた. 案内対象に近づくとぬいぐるみエージェントが回転し, 案内対象を振り向きながら音声案内を行うシステムを開発した. 実験の結果からぬいぐるみエージェントの回転は視線誘導において有効であり, 案内場所を提示するシステムとしての有用性を示した. このように観光情報を提示するサービスおよび研究は多数存在するが, モビリティシステム利用者にとって適切な提示手法の検証を行っている研究は少ない. そこで,本研究では,モビリティシステム利用時の観光案内情報提示手法の検討を行う. 比較手法としては,モバイルナビアプリによる案内,ぬいぐるみエージェントによる案内,音声による案内を用いる. これらの手法の比較を行い,モビリティシステム利用時の情報提示手法の検討を行う.
  • 提案手法の概要
  • 提案システムの構成のスライド
  • 発表時の様子
  • 発表時の様子
  • 受賞時の様子
  • 受賞時の様子