吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー_网易体育

学生奨励賞:實成翔さん(学部3年)

論文名:「土地利用計画図作成における区画割自動化手法の提案」

学会名等:第84回情報処理学会全国大会

受賞日:2022年3月

関連サイト:https://www.ipsj.or.jp/award/taikaiyusyu.html

  • 論文の概要
    • 施設を建築する際の土地の区画割において,現在多くの現場で用いられている方法は,建築基準法や地方行政の定める様々な条例等の指導基準に基づき,区画割業務を専門とした数人が個人の経験によって作成するというものである.特に住宅の区画割においては,作成される土地利用計画図に作成者の経験が大きな影響を与える上に,完成までにかなりの時間を要するというのが現状となっている.また,企業にとっても土地を購入する際に,どのように土地を分割するのかというのは,土地の有効利用の観点から重要な要素となる.そこで,本研究では,宅地の区画割における検討期間の短縮や工数削減を目的として,候補となる複数の分割結果を提示するため,区画割手法のアルゴリズムを構築し,実装した区画割自動化手法を提案する.本手法では,従来の区画割の方法では見つけることのできなかったような,最適な結果の出力を目指す.本稿では,宅地区画割のアルゴリズムを自動化することによる作業の効率を向上させる手法を提案し,そのシステムの概要について述べる.
  • 発表時の様子
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