令和6年度「数理?データサイエンス?AI教育プログラム」ダイヤモンドレベルバッジ取得者に対する記念品授与式(対象者:32名)を開催しました
公開日 2024年10月02日
本学では、教養教育科目及び連携展開科目において、初歩から実践レベルまで系統立てて展開されているデータサイエンス?AI科目群から10単位を修得した学生にオープンバッジ「ダイヤモンドレベル」を授与しております。
令和6年9月30日(月)、ダイヤモンドレベルバッジを取得した学生に、添田教育担当理事より記念品(胸章)が手渡されました。
添田教育担当理事挨拶
ご来賓の皆様方、いつも本当にありがとうございます。皆様のご協力の成果もあり、本日ダイヤモンドレベルバッジの記念品授与式を開催できる運びとなりました。
本日ご出席の皆さん、本当によく頑張りました。途中で脱落する事なく対象10単位を全て取得した学生を労う意図も込めて、昨年度より電子データではないリアルのバッジを授与する式を執り行っています。この授与式に先立ち大学全体の運営を考える会議でも、データサイエンスのことが話題に上がりました。今回学んできたすべてのことは、今後皆さんの将来にとっても役に立つ経験だったと思います。私ももっと学生時代に学んでおけばよかったなと今更ながら思っているくらいです。
本日は皆さんにダイヤモンドレベルバッジを授与できることを大変嬉しく思っております。本当におめでとうございます。
添田教育担当理事
授与式出席者と記念品(胸章)
ご来賓ご祝辞
本学データサイエンス?AI科目開講にご協力いただいております、株式会社オークワ様、株式会社紀陽銀行様、株式会社サイバーリンクス様からもご来賓としてお越しいただきご祝辞をいただきました。
ご来賓(左から、株式会社オークワ様、株式会社紀陽銀行様、株式会社サイバーリンクス様)
本年度授与対象学生コメント
システム工学部3年生 髙山 伊織さん
まずはこのような機会を設けてくださってありがとうございます。
1年生の頃から3年間、データサイエンスの授業を受けてきました。最初の方は難しい分析手法や知らないことを詰め込む授業が多くて、具体的にどう活用するのかは全然想像もできませんでした。最後に受けた「データサイエンス実践」ではオークワさんの実データを扱わせてもらったのですが、経営的な目標に対して事前に立てた仮説通りの結果がなかなか得られず難しいなと感じました。でも出てきたデータに対して何が言えるのかを理解したり、上手に扱っていくためにはどう工夫したらいいのかなど、全体的な視野を持てたのはずごい経験になったなと思っています。
データサイエンスがちょっと身近になったなと感じたので、データサイエンスの授業を受けて本当によかったなと思っています。ありがとうございました。
システム工学部3年生 野口 隼杜さん
ダイヤモンドレベルバッジ授与式を開催していただきありがとうございます。
この取り組みは「データサイエンスへの誘い」という授業からスタートして、データサイエンスってそもそも何ってところから始まったので、分析活用まで出来るようになったのは本当によかったなと感じています。何より、データサイエンスが面白いっていうのと、勉強の成果がバッジとして形に残るのが一つの大きなモチベーションでした。このオープンバッジはすごくいい取り組みだと個人的には思ってます。
せっかく授与していただいたバッジに恥じないように、このバッジを持っているからどんな働きができるのかを言葉にできるように、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
吉野理事補佐(データ?インテリジェンス教育研究部門長)コメント
皆さん、ダイヤモンドレベルバッジの取得おめでとうございます!
私は「データサイエンスへの誘い」から「データサイエンス入門」、「データサイエンス実践」と多くの授業を担当しているので、今回ダイヤモンドレベルバッジを授与された方の成長をすごく実感しています。1年生の時から勉強を始めるのですが、3年生になった時に学生さんたちにデータサイエンスの専門用語が通じるので、やっぱり教育って大事なんだなあと深く感じています。皆さんはまだあまり実感がないかもしれませんが、かなり成長しています。大学院でもデータサイエンスの授業が2科目あって、オークワさんや紀陽銀行さんのデータを扱う今よりもさらに高度な内容になります。もし進学することがあったらぜひ頑張ってくださいね。
また今回授与した胸章という物理的なバッジもありますが、オープンバッジはデジタルバッジでもあり、一生皆さんの役に立ちます。ぜひ利活用してください。また、実はこのバッジを授与される方って和歌山大学ではわずか数パーセントなんです。皆さんよく頑張りましたね。これからの活躍を期待しています。
吉野理事補佐(データ?インテリジェンス教育研究部門長)
参考
本学では、高度情報化社会の中で、文理を問わず、データやコンピュータを活用していくのに必要とされる基礎的知識及びスキルを身につけ、社会に出てからも応用できる能力を身に付けることを目的に、本教育プログラムを開設しています。
高度化?複雑化する現代社会の諸課題に対応できる人材を育成するため、文科系?理科系を問わず必要とされるデータサイエンス?AIの知識?技能に関して、教養教育科目及び連携展開科目において初歩から実践レベルまで系統立てて展開するとともに、文理融合?分野横断型の学位プログラムとして、データサイエンス?AIの知識と経営やマーケティングなどのマネジメント能力を有したデータサイエンティストの養成をしております。
学生がデータサイエンス?AIの初歩的な知識に止まらず、応用から実践的な段階まで学修を継続することを奨励し、文理融合?分野横断型の学位プログラムを選択する学生の基盤を形成することを目的に、本教育プログラムのデータサイエンス?AIの科目群から10単位を修得した学生には、オープンバッジであるダイヤモンドレベルバッジと記念品(胸章)を授与しています。