2020年8月19日(水)、2020年の「ECアグリビジネス論」も最後の授業となりました。
昨年度の授業の振り返りもあり、早和果樹園での現場での学修をできるだけ遅く行うことにしました。
また、COVID-19の影響もあり、5月の学期開始からMoodleでのオンデマンド型、Teamsでのオンタイム型を併用して、授業が行われてきました。経済?経営?商?情報など複数の教員に授業を提供してもらうことで、学生はアグリビジネスの座学での学修を重ねてきました。そして8月19日の最後の授業で、学生4名がアグリビジネスで成功を収めている早和果樹園での現場での視察を行いました。クパニ先生、岸上先生に引率していただきました。
夏の暑いなか、秋竹会長の説明を聞きながら、蜜柑の成長や、その成長を支えるマルドリ方式などを確認しました。さらに、生産?加工?販売などに関わる方たちや、その方たちを支援する方たちにも出会えたことで、地域の六次産業を支える早和果樹園のすごさを学生は実感できました。
残念なのは、COVID-19のために、秋竹会長からの説明?質疑応答が現場視察を終えてから大学に戻ってきてZoomで行わなければならなかったことから、現場におれば、そこをもう一度視察させてもらおうということができなかったことです。
しかしZoomを駆使した秋竹会長のお話も学生の中に強いインパクトを与えるものであったと思います。お話の後の学生からの質問も多く、有意義な質疑応答になったと思います。
最後になりますが、例年秋竹会長はじめ早和果樹園の皆様には、学生の教育のご貢献いただき、感謝の念に堪えません。ありがとうございます。