コミュニケーション科学クラスタ 博士前期課程1年生 池田航助さん (2016年5月)
Q1. 大学院へ進学した理由は何ですか。
学部3年生の頃から、もともと進学希望でした。研究活動を行う中で、研究を続けたいと思いました。
Q2. 卒業研究や大学院での研究内容について教えてもらえますか。
卒業論文では、アマモの育つ環境について研究を行いました。アマモは、海中の植物で、水質の浄化や漁場としての機能が近年着目されているところですが、埋め立て地の増加等の理由から減少傾向にあります。和歌山県内の沿岸部に見られ、県内の沿岸部はほとんど調査で行きました。時に海中に入るのは冷たい時期もありましたが、調査に参加した仲間と合宿し、バーベキューをしたりしながら、楽しかったです。修士論文では、アマモがより良い状態で生育できるように技術開発ができればと考えています。
Q3.大学院生の生活をどのように過ごしていますか。
自由な時間が多いので、自分で時間の使い方を考えることができます。思う存分に研究ができるので、充実していますし、研究が楽しいです。研究室にいることが多いのですが、よくいるようにすると、後輩も研究室によく来るようになりました。先生にも相談しやすいですし、自然と人が集まってくる研究室の雰囲気が気に入っています。フィールド調査の後に研究室での調査結果をまとめているのですが、現場での実践とデータの分析の双方を行うことができ、バランスよく研究が進められるテーマを選んだこともよかったと思います。締切の時期から逆算して、早めに計画的に行動することが身についたと思います。
Q4.院生の間に取り組んでみたいことを教えてもらえますか。
英文の査読論文を書いてみたいですね。それと、もっと調査に行きたいと思います。
Q5.後輩学生へのメッセージをお願いします。
先生から、「研究室に来ることを目的に大学に来るように」とアドバイスをいただいたので、実行しています。研究室へ行けば、仲間と話ができますし、先生とも話ができるので、毎日、大学へ来ることをおすすめします!