人々が集い交流する「場」や「機会」によるまちづくりと快適な空間づくりに向けた研究
人々が集い交流する「場」については、次の1?2のテーマで研究を進めています。
- 公共空間における人々の利用実態と快適性
駅や港、公園緑地といった公共空間の使われ方を把握して人々の利用のパターンを明らかにするとともに、配置計画との関連性について分析を行うことで、より快適な公共空間のあり方を提案することを目標としています。 - 歴史的環境における伝統的民家と地域資源
和歌山県は海や山に恵まれた自然環境に位置し、多様な地域資源を有しています。これらの地域資源やそれぞれの地域の特徴を生かしたまちづくりが今後さらに重要になると考えられます。民家や土地利用に関する調査研究を行い、空間的な特徴を明らかにするとともに今後の保全に向けた提案を行うことをめざしています。
近年は、空間を超えた人と人のつながりも重要になっていますので、人々が集い交流する「機会」をつくりだすイベントや協働?パートナーシップのあり方について、次の3?4で挙げるテーマにおいても研究を行っています。
- 環境への配慮と地域資源の再認識に着目したイベント
- 行政?企業?NPO?市民の協働によるまちづくり