持続可能な暮らしやライフスタイルの転換に関する研究
1992年の地球サミットで採択された21世紀に向けた人類の行動計画「アジェンダ21」の第4章に"消費形態の変更"が掲げられているように、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築のためには、浪費的な生活習慣を見直しエコな暮らしを再構築すること(エコライフ)やその基盤となる価値観の醸成(環境教育)への取組みが重要です。エコカーや省エネ家電のような環境配慮型の製品の普及を促すように、生活や製品と環境負荷に関する情報をエコラベルなどによって消費者に見える形で提供したり、エコポイントのようなエコライフの動機づけとなるしくみを用いることで、消費の側から生産の側へ資源?エネルギー利用の効率化を促し、生産と消費の様式を転換して、環境への負荷の少ない経済社会を構築していくことが重要です。
環境科学メジャーでは、省エネ行動、食のライフスタイル、エコポイント、環境教育からリースやリユース活用社会まで、持続可能な暮らしやライフスタイルの転換に関する幅広い研究を行っています。