学科紹介
観光経営コース
観光関連産業でリーダーになる人材を育成
21世紀は「観光の時代」といわれ、「観光」は世界のあらゆる国?地域で最も有望な成長分野として注目を集めています。一方で観光は、国内外で厳しい競争にさらされており、すぐれた経営センスを身につけた人材の必要性が高まっています。
観光経営コースでは、観光産業や関連の集客交流産業などの民間企業、あるいは地方自治体などの非営利組織を対象として、それらの産業等の特色を理解し、組織?商品?顧客関係のマネジメントや、経営戦略の策定?実行を学ぶことで、観光を主導する能力を備え、第一線で活躍できる人材の育成を目指します。
地域再生コース
観光の知識を活かし地域の活性化に貢献できる人材を育成
地域社会を構成する都市や農山村はいま、中心市街地の衰退や過疎化など様々な困難に直面しています。これらの地域の再生を目指す上でのキーワードが観光です。
一方、逆に地域そのもののあり方や魅力が観光資源となる時代を迎えました。こうした時代の変化を受けて、地域再生コースは、観光に通じながら地域再生のプランナーとして活躍できる人材の育成を目指します。
国内外の都市および農山村域における地域問題を、経済学、都市計画学、農学、森林学、法学などの多様な分野から理論的かつ実践的に学び、観光の視点を活かした地域再生のあり方を探ります。
観光文化コース
文化の視点から観光現象を読み解く
人はなぜ観光するのでしょうか。その心はどうして生まれ、何を求めているのでしょうか。観光客を惹きつける場所?モノにはどんな魅力があり、それはいかにして創られるのでしょうか。こうした観光客の心や観光対象の魅力の問題は、文化に注目するとよく理解することができます。
また観光客は、移動の中で様々な人やモノと出会いますが、そこではどんなことが起きているのでしょうか。観光客や観光地の住民は、出会いの中で何を感じているのでしょうか。こうした観光で生じる出会いについても、文化に焦点をあてることでよく検討することができます。
そのため観光文化コースでは、芸術、メディア、倫理など、文化という視点から観光現象を読み解いていきます。