アパレル新ブランド立ち上げプロジェクト
公開日 2013年03月29日
有限会社シーエスピー
下請けから脱却し、自社ブランドを展開する地域のアパレルメーカーで、新ブランドの立ち上げと、ユーザーとのコミュニケーションの仕組みづくりに貢献するプロジェクト。4人のインターン生が興味?適性に応じて、それぞれ業務に携わりながら、WEBサイトの制作、展示会出展運営マニュアル制作、コラボ商品開発運営マニュアル制作、チャリティイベント運営マニュアル制作という成果物を完成させた。
WEBサイト制作
授乳服に特化したブランドを展開していた同社が、マタニティ服のブランドを新たに立ち上げるにあたり、デザインを専攻する学生が、新ブランドのHPと、ユーザーとの交流?口コミを生み出すFacebookページを企画制作し、公式なWEBサイトとして公開された。
展示会出展運営マニュアル制作
バイヤー向けの展示会にも新ブランドを出展し、社長?社員と共に来場者への対応を行った。実際に携わった経験から、展示会をうまく活用し、取引先とより良い接点を生み出すために、展示会の準備から当日運営、事後対応までのマニュアルを制作した。
コラボ商品開発運営マニュアル制作
顧客層であるママサークルとコラボ商品を開発するプロジェクトに関わり、実際に商品化されるまでをサポートした。その経験を元に、ノウハウを今後に活かすため、コラボ商品を開発する際のマニュアルを制作した。
チャリティイベント運営マニュアル制作
複数の企業?団体と連携して東京で実施した、マタニティや子育てママを応援するチャリティイベントの準備?運営に携わった。同様のイベントは以前から数回実施されていたが、反省点を改善し、ノウハウを蓄積していくため、マニュアルを制作した。
ただ手伝いをするだけでなく、その中で課題を発見し、今後活用可能なマニュアル等を作成していくことで、自ら改善策を考え提案し形にするという経験ができた。マニュアル等成果物は、いずれもインターン生同士や社長?担当社員と相談しながら作り上げ、その後も社内で活用できるような状態で提案している。インターン生同士は、それぞれ個別の目標を持ちながらも、互いに助け合い、切磋琢磨するチームとなっている。
インターン生にとっては、社内の方だけでなく、大阪や東京の展示会等で業界関係者との話やつながりができたことで、特にアパレルに興味がある学生にとっては貴重な機会となった。
受入企業側にとっては、新ブランド立ち上げや新たなプロジェクトに関連する業務を、共に取り組むことで社長?社員だけではできなかったような工夫ができた。さらにマニュアルとして記録を残していくことで今後にも活用できる価値を残すことができた。
期間:8/14~11/30 日数:うち合計20~25日間
参加学生:4名(経済学部3回生3名、システム工学部3回生1名)